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2022年5月2日産業用ロボットのティーチングプログラム補正システム「L-ROBOT」など展開の「リンクウィズ」が資金調達
2022年4月28日、リンクウィズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
産業用ロボットのティーチングプログラム補正システム「L-ROBOT」や、インライン向け3Dロボット検査システム「L-QUALIFY」を展開しています。
「L-ROBOT」は、ティーチングデータを自動で生成・補正することで、加工不良ゼロを実現するシステムです。これまで人が行っていたティーチング作業を自動化することで、生産性向上、省人化を実現します。
「L-QUALIFY」は、人による目視検査をロボットに寄る自動形状検査に置き換えることができるシステムです。
また、生産現場のモノ・コト、デジタル化した様々なデータの一元管理・統合・解析ができるデータ連携ツール「LINKWIZ FACTORYCLOUD」を開発しています。
今回の資金は、「LINKWIZ FACTORY CLOUD」の開発基盤を強化するための研究開発、人材採用に充当します。
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新型コロナウイルス感染症の流行によって、DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が加速している中、製造業においても単なるデジタル化ではなく、変化の激しい時代を生き抜いていけるような企業への変革が求められています。
製造業においてAI・IoT・ロボティクスなどの先端技術は、生産性の向上や品質の確保など様々な恩恵を与えます。特にロボットは高い効率化・省人化を実現するため、数多くの現場での導入が進んでいます。
一方で、実際の現場でロボットが行っている作業は、運搬・組立・スポット溶接がほとんどです。製造業においてもっとも多い作業なのが加工であり、加工においてもロボットのニーズが高いのですが、なかなか導入が進んでいません。
ロボットの導入が進まない理由のひとつに、ソフトウェア面の課題が上げられます。ロボットを動かすには作業を教えるティーチングが必要となりますが、加工においてはこのティーチングの工数にかかる負荷が非常に大きく、大ロットの加工でない限り、手作業でやったほうがコストがかからないという状況にあるのです。
リンクウィズは、このティーチングを自動化するシステムや、生産におけるすべてのデータを一元化し分析することができるプラットフォームの提供により、製造業のDXを支援しています。
デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、テクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
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