注目のスタートアップ

法⼈向けコンプライアンスデータベース提供の「KYCコンサルティング」が資金調達

company

2022年4月26日、KYCコンサルティング株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

コンプライアンスチェックツール「Risk Analyze(リスクアナライズ)」と、⾼機能リスク情報検索システム「Solomon(ソロモン)」を提供しています。

「Risk Analyze」は、リスク情報の検索に特化した検索エンジンです。検索したい対象の名前・社名を入力することでリスクの有無を知ることができます。

「Solomon」は、API連携によるリスク情報検索システムです。「Risk Analyze」と同様に情報をチェックすることができ、API連携によって自社システム/プラットフォームに連携することで、これまでよりも効率的にコンプライアンスチェックを実施することが可能になります。

今回の資金は、より高度なAIの開発、顧客提供システムの高機能化・機能拡充、自社組織の拡大、販売システムの拡充、グローバル展開のためのシステム拡充、体制の構築に充当されます。

コンプライアンスチェックとは、取引先企業・人に、反社会的勢力と関わっている(もしくは疑われる)組織・人物が所属していないか、また、不祥事や法令違反がないかなどをチェックすることです。

相手がコンプライアンスに違反していたと知らずに取引を行っていた場合でも、このような企業と取引をしていたということは社会的な信用の低下を招く場合があります。

また、コンプライアンスチェックは政府の指針や条例で重要視されているほか、投資機関・投資家もコンプライアンスを遵守する企業に積極的に投資をするようになってきているため、さらに重要なものとなってきています。

コンプライアンスチェックは、インターネットで取引先の情報を検索したり、専門の調査機関に依頼したりして実施します。しかし、自社で一から情報を集めて精査するのは金銭的なコストはかかりませんが時間がかかってしまいます。また、調査機関に依頼するのは金銭的なコストがかかってしまうため、低コストかつ簡便にコンプライアンスチェックを行える仕組みが求められています。

そこでKYCコンサルティングは、インターネット上のニュース記事、SNSなどのリスク風評、自治体や官公庁の発表した情報などから広範囲にコンプライアンスチェックを実施できる「Risk Analyze」とコンプライアンスチェックをさらに効率化する「Solomon」を提供しています。

信頼できる情報は起業においても武器となります。「冊子版創業手帳」では、起業家・専門家の生の声から情報を精査し、本当に使える起業ノウハウだけを掲載しています。無料で入手できますので、ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ KYCコンサルティング Risk Analyze Solomon コンプライアンス システム ソロモン データベース リスク リスクアナライズ 情報 株式会社 検索 検索エンジン 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

和牛受精卵の⽣産・販売・移植・技術開発を手掛ける「ノースブル」が資金調達
2022年7月29日、株式会社ノースブルは、資金調達を実施したことを発表しました。 ノースブルは、和牛受精卵の⽣産・販売・移植・技術開発を展開しています。 和⽜の受精卵の買い取り・生産、乳牛への移植・…
「ハイブリッドコンサルティング」がオンライン・インターンシップの企画・開発サービスをリリース
2020年5月21日、株式会社ハイブリッドコンサルティングは、オンライン・インターンシップの企画・開発サービスの提供を開始したことを発表しました。 画面共有や、Web会議システムなどを活用し、自社紹介…
「クラウドエース」と「JQ」が共同でDX全社構想立案コンサルティングサービス「DXランチャー」を提供開始
2020年10月15日、クラウドエース株式会社は、株式会社JQと共同で、「DXランチャー」の提供を開始したことを発表しました。 クラウドエースは、 Google Cloudを専門としており、クラウドの…
保育園や教育分野での集金業務のキャッシュレス化・DXを実現する「enpay」などを手がける「エンペイ」が8.5億円調達
2023年12月20日、株式会社エンペイは、総額8億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エンペイは、保育園や教育分野での集金業務のキャッシュレス化・DXを実現する「enpay」や、…
子ども向け金融教育サービス「manimo」開発の「MEME」と「GMOあおぞらネット銀行」が業務提携
2022年2月8日、株式会社MEMEは、GMOあおぞらネット銀行株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 MEMEは、子ども向け金融教育サービス「manimo(マニモ)」を開発しています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集