創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年4月26日映画の企画・制作・宣伝・配給などを展開する「チームジョイ」が「ブシロード」と資本業務提携

2022年4月25日、チームジョイ株式会社は、株式会社ブシロードから資金調達を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
チームジョイは、映画の企画・制作・宣伝・配給や、IPの開発・管理・売買・輸出入、日中の文化交流・映像産業におけるイベントの企画などを行っています。
これまで『羅小黒戦記』・『白蛇:縁起』・『ナタ転生』・『ミニ豆ちゃん』などの海外アニメーション作品や、『THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~』・『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』など実写作品の配給業務を行っています。
制作業務では、『唐人街探偵 東京MISSION』(原題:唐人街探案3)の日本プロデュース兼撮影協力を行っています。
ブシロードは、主にIPを軸に、アニメ、ゲーム、音楽、イベントなど様々なエンターテインメント/コンテンツ事業を展開しています。
今回の資本業務提携により、共同でグローバルかつ新たなビジネス・IPの創出を目指します。
—
中国のアニメ産業は急速に発展しています。2017年には約2.5兆円の市場規模に到達し、日本の市場を上回りました。
中国のアニメ産業が拡大しているのは、国産アニメを育成するため国が保護と支援策を展開していること、中国全体のGDPが向上しクリエイターにも適正な給与が支払われていることなどが理由だと語られます。
2019円7月に公開された『哪吒之魔童降世』は、中国国内で50億元(約770億円)もの興行収入を記録しています。中国で2019年に公開された『千と千尋の神隠し』の年間興行収入が約4.9億元(約75.6億円)であることを考えれば、これがいかに大ヒットであるかわかることでしょう。
一方で、中国のアニメ産業は自国内での発展・消費を目的としており、中国の神話などを題材とする作品が多くなっており、海外への輸出があまり成功していないことが課題となっています。しかし、アニメ産業が発展していくにつれ、海外市場も視野に入れた作品・スタジオも多くなってくると予測されます。
海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | IP IPコンテンツ アニメ アニメーション エンターテインメント 中国 企画 制作 映画 株式会社 資本業務提携 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年10月11日、株式会社JAPAN TOUR GUIDEは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、堀江貴文氏が株主およびアドバイザーとして就任したことも発表しています。 JAPAN T…
2022年5月17日、株式会社協和は、株式会社S’UIMINへの出資を2022年3月より実施したことを発表しました。 協和は、健康・美容に特化したブランド「fracora(フラコラ)」を運営しています…
2023年4月4日、株式会社電脳交通は、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 電脳交通は、クラウド型タクシー配車システム「DS」や、配車業務の委託サービス「Taxi CC」、自治体・…
2025年2月13日、株式会社JiMEDは、総額3億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ディープテック・スター…
2022年7月22日、ジャフコグループ株式会社は、協和株式会社に対し戦略的パートナーとして資本参加したことを発表しました。 協和は、1953年に設立されたプラスチック製品製造会社です。 金型設計から射…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

