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映画の企画・制作・宣伝・配給などを展開する「チームジョイ」が「ブシロード」と資本業務提携

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2022年4月25日、チームジョイ株式会社は、株式会社ブシロードから資金調達を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

チームジョイは、映画の企画・制作・宣伝・配給や、IPの開発・管理・売買・輸出入、日中の文化交流・映像産業におけるイベントの企画などを行っています。

これまで『羅小黒戦記』・『白蛇:縁起』・『ナタ転生』・『ミニ豆ちゃん』などの海外アニメーション作品や、『THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~』・『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』など実写作品の配給業務を行っています。

制作業務では、『唐人街探偵 東京MISSION』(原題:唐人街探案3)の日本プロデュース兼撮影協力を行っています。

ブシロードは、主にIPを軸に、アニメ、ゲーム、音楽、イベントなど様々なエンターテインメント/コンテンツ事業を展開しています。

今回の資本業務提携により、共同でグローバルかつ新たなビジネス・IPの創出を目指します。

中国のアニメ産業は急速に発展しています。2017年には約2.5兆円の市場規模に到達し、日本の市場を上回りました。

中国のアニメ産業が拡大しているのは、国産アニメを育成するため国が保護と支援策を展開していること、中国全体のGDPが向上しクリエイターにも適正な給与が支払われていることなどが理由だと語られます。

2019円7月に公開された『哪吒之魔童降世』は、中国国内で50億元(約770億円)もの興行収入を記録しています。中国で2019年に公開された『千と千尋の神隠し』の年間興行収入が約4.9億元(約75.6億円)であることを考えれば、これがいかに大ヒットであるかわかることでしょう。

一方で、中国のアニメ産業は自国内での発展・消費を目的としており、中国の神話などを題材とする作品が多くなっており、海外への輸出があまり成功していないことが課題となっています。しかし、アニメ産業が発展していくにつれ、海外市場も視野に入れた作品・スタジオも多くなってくると予測されます。

海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。

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