注目のスタートアップ

都会での余暇をプロデュースし、クラフトコーラ「OFF COLA」などを手がける「CityCamp」が資金調達

company

2022年4月21日、CityCamp株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

CityCampは、“なんでもできる街で、何もしないをしませんか”をコンセプトに、DNVB(Digitally Native Vertical Brand)としてライフスタイルを提案するような様々な事業を展開しています。

都会の中心でキャンプ体験を味わう新感覚バー「CityCamp(シティーキャンプ)」は、焚き火ができるバーです。当初は会員制・完全招待制で運営しており、2022年3月から一般向けにも開放して運営しています。

クラフトコーラブランド「OFF COLA」では、夕方18時と夜中2時にしか注文できない「OFF COLA-pm6:00-」と「OFF COLA-am2:00-」の2種類を販売しています。

今回の資金は、キャンプバーとしての実店舗を軸にライフスタイル分野を中心としたDNVB事業の展開の加速に充当します。

具体的には、キャンプバーを、 “何もしない” 中で生まれる “日常にある非日常” なアイデアを具現化できる場所、そこで生まれたプロダクトを体験できる場所、様々なD2Cブランドがリアルな体験価値を検証できる場所として構築していきます。

チルアウト(chill out)、チル(chill)とは、まったりする、リラックスするという英語のスラングです。近年は日本の若者にも使われており、ビーチなどでまったりしているInstagramの投稿に「チル」とハッシュタグがつけられているのを見かけます。

SNSで人気者になれることは大きな興奮を呼びます。しかしそのためにいいねや反応に一喜一憂することに疲れる人が増えてきたこともひとつの事実です。都会は物事が流れるスピードが早く、そういったことも相まって、チルすることの重要性が広まっていっているのではないかと考えられています。

こうした価値観の変化の中、CityCampは、“なんでもできる街で、何もしないをしませんか”をコンセプトに、リラックスできるキャンプバーの提案や、特別感を味わえるクラフトコーラを提供しています。

コト消費への転換も相まって、若者の間では非日常が味わえるサービスや空間が注目を集めています。リラックスできる場所としてサウナが流行しているのもそのひとつといえるでしょう。

D2Cの盛り上がりもあり、これからのプロダクト開発やマーケティングではインターネットやSNSの活用は欠かせないでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、ネット通販のはじめ方、SNSの活用方法など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CityCamp Digitally Native Vertical Brand DNVB OFF COLA キャンプ クラフトコーラ コト消費 バー ライフスタイル 株式会社 焚き火 特別感 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「日本テレビ放送網」が乃木坂46・日向坂46・JO1らアーティストのゲームアプリの企画・運営を手がける「10ANTZ」に出資
2023年5月19日、日本テレビ放送網株式会社は、株式会社10ANTZへの出資を決定したことを発表しました。 10ANTZは、乃木坂46や、日向坂46、JO1などのアーティストの魅力を最大化するゲーム…
カーボンオフセットSaaSを提供する「Sustineri」が1億円調達
2023年5月19日、Sustineri株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sustineriは、カーボンオフセットのためのクラウドサービス「カーボンオフセットクラウド」、…
バーチャルカラオケSNS「topia」運営の「アンビリアル」が5.5億円調達
2022年4月21日、株式会社アンビリアルは、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アンビリアルは、バーチャルカラオケSNS「topia」を運営しています。 自分だけの3D…
インダストリーデータの活用を促進するPrivate AIプラットフォームを提供する「EAGLYS」が「セグエグループ」と資本業務提携を強化
EAGLYS株式会社は、セグエグループ株式会社と、2021年2月の出資に続く追加資本提携を実施したことを発表しました。 また、大学基礎研究をベースとした産学連携オープンイノベーションによる社会課題解決…
民間学童保育・幼児保育事業を展開する「ウィズダムアカデミー」が4.81億円調達
2022年7月25日、株式会社ウィズダムアカデミーは、総額4億8,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウィズダムアカデミーは、幼児から小学生を対象とした民間学童保育「ウィズダムアカデミ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集