注目のスタートアップ

eスポーツを活かした英会話教育「eスポーツ英会話」などを展開する「ゲシピ」が6,200万円調達

company

2022年4月15日、ゲシピ株式会社は、総額約6,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。今回の調達は、2021年6月にクローズしたものです。

ゲシピは、eスポーツを活かした英会話教育「eスポーツ英会話」や、eスポーツ専門のトレーニングジム「eスポーツジム」を展開しています。

「eスポーツ英会話」は、ネイティブ・帰国子女のコーチと、ゲームのプレイとボイスチャットにより英会話を学ぶことができる英会話教育サービスです。

基礎的な英語・ネイティブ英語だけでなく、eスポーツで使える英語や、eスポーツへの取り組み方についても指導を行うことを特徴としています。

今回の資金は、「eスポーツ英会話」・「eスポーツジム」の立ち上げに充当されています。

KADOKAWAの発表によると、2020年の世界のeスポーツ市場の市場規模は9.74億ドルで、今後も堅調に成長し2023年に約16億ドルになると予測されています。また国内の市場規模も、2020年は76.25億円、2023年には153.34億円にまで成長すると予測されています。

eスポーツではチーム戦を行う戦略的なゲームタイトルがいくつもあります。国内のeスポーツシーンではeスポーツ強豪国の韓国の選手と契約し、日本人選手と韓国人選手混合のチームを構築することもありますが、コミュニケーションエラーが敗北につながってしまうことも多いという声も聞かれます。

それほどeスポーツといった競技性の高いゲームでは言語によるコミュニケーションが重要で、さらに一瞬の判断が明暗をわけることもあるため、正確かつ素早く言語化する能力が求められます。そのため、英会話を学習するにはうってつけのものでもあります。

オンライン学習では学習者のモチベーションの維持などにハードルがありますが、ゲームをプレイするというのは多くの人を夢中にさせるものがあるため、英会話学習の継続にも役立ってくれそうです。

成功できる起業家になるためには、やはり勉強が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、成功している起業家のインタビューを多数掲載しています。先人の思考やアイデアを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つことでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ eスポーツ ゲーム コーチング ジム トレーニング 教育 株式会社 習い事 英会話 英語 資金調達
関連記事はこちら

ゲシピ株式会社 真鍋 拓也 | eスポーツ英会話の事業展開が注目の企業

資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

専門4誌と広告界の最新ニュースが読める法人向けサービス「宣伝会議オンラインニュース」がリリース
2022年1月6日、株式会社宣伝会議は、「宣伝会議オンラインニュース」(β版)の販売を2022年1月5日から開始したことを発表しました。 「宣伝会議オンラインニュース」は、宣伝会議が発行する月間専門誌…
「iDA」が販売員によるコーディネート画像投稿システム「STAFF SWITCH」を2023年春にローンチ
2022年10月28日、株式会社iDAは、2023年春に新サービス「STAFF SWITCH(スタッフ スイッチ)」をローンチすることを発表しました。 「STAFF SWITCH」は、店舗で活躍する販…
タクシー配車アプリを展開する「GO」が資金調達
2023年10月27日、GO株式会社は、フィデリティ・インターナショナルおよび両備グループの岡山交通株式会社を割当先とする第三者割当増資による資金調達を決議したことを発表しました。 GOは、タクシー配…
チャット最適化ツールを提供する「Zenmetry」が資金調達
2024年6月4日、株式会社Zenmetryは、資金調達を実施したことを発表しました。 Zenmetryは、チャット最適化ツール「Zenmetry」を開発・提供しています。 複数のチャットツールのメッ…
超小型陽子線がん治療装置を開発する「ビードットメディカル」が累計17億円調達
2022年5月31日、株式会社ビードットメディカルは、累計17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ビードットメディカルは、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所(放医研…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集