注目のスタートアップ

AIデジタル弁護サービスの「弁護ロボ」など開発の「Robot Consulting」が4.5億円調達

company

2022年4月11日、株式会社Robot Consultingは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Robot Consultingは、AIデジタル弁護サービスの「弁護ロボ」、人事評価/助成金申請システムの「労務ロボ」、人事労務システムを開発しています。

「弁護ロボ」は、弁護士事務所の判例情報の検索・参照や、関係会社から受理したデータの打ち込みなどの業務をAIや自動システムにより効率化・簡略化するものです。今後、その対応範囲を広げていく予定です。また個人向けには誹謗中傷に特化したチャットボット機能を提供します。

今回の資金は、「弁護ロボ」、「労務ロボ」、人事労務システムのサービスローンチに向けた開発に充当されます。

様々な業界でITによる業務効率化の重要性が高まっています。弁護士・法律事務所についてもそれは同様で、新型コロナウイルス感染症の流行もあり、業界のデジタル化が進んできています。

また、一部の裁判所で、裁判フェーズの一部をオンラインで実施するという試みもはじまっており、今後、裁判のIT化・オンライン化が進んでいくことが考えられるため、弁護士・法律事務所も今のうちに将来を見据えて体制を整えることが必要です。

Robot Consultingが開発している「弁護ロボ」は、この弁護士が行う業務のうち、判例情報の検索・参照や、関係会社から受理したデータの打ち込みなどを効率化することをまずは目指しています。

通常、判例を調べるには、判例付きの六法(書籍)を読むか、それぞれの判例データべースから検索するということが必要になります。判例検索は弁護士の業務が長時間化するひとつの要因となっているため、効率化のニーズが高いものといえます。

経営において、法律が関わってくる場面は多々あります。起業家だけでは判断できないこともあるので、弁護士に依頼することは重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期から顧問弁護士を依頼するメリットについて専門家にインタビューしています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI システム チャットボット 人事 人事評価 助成金 労務 弁護士 株式会社 法務 申請 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

個人向けカーリースサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を展開する「ナイル」が「ダイレクトマーケティングミックス」と資本業務提携
2023年1月20日、ナイル株式会社は、株式会社ダイレクトマーケティングミックスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ナイルは、個人向けカーリースサービス「おトクにマイカー 定額カルモく…
独立支援型シェアサロン運営の「Reco」が資金調達
2021年9月15日、Reco株式会社は、総額数千万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独立支援型シェアサロン「Reco(リコ)」を運営しています。 フリーランスや独立予定の美容師を対象とした…
尿によるがんスクリーニング検査「miSignal」を提供する「Craif」が「三菱UFJ銀行」と借入限度額15.2億円の融資契約を締結
2022年9月30日、Craif株式会社は、株式会社三菱UFJ銀行との間で、借入限度額15億2,000万円の融資契約を締結したことを発表しました。 Craifは、酸化亜鉛ナノ構造体とマイクロ流路を組み…
ホテルの適正価格を提示するAIプラットフォームの「空」が資金調達
2019年9月4日、株式会社空は、資金調達を実施したことを発表しました。 ホテルの料金設定を効率化する「MagicPrice」と、無料のホテル経営診断ツール「ホテル番付」を運営しています。 「Magi…
個人向け腸内細菌叢検査サービス「マイキンソー」などを展開する「サイキンソー」が「ライオン」から資金調達
2024年6月6日、株式会社サイキンソーは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ライオン株式会社です。 サイキンソーは、個人向け腸内細菌叢検査サービス「マイキンソー(Mykinso)」や…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集