注目のスタートアップ

BtoBセールス支援事業やセールステックを展開する「ギグセールス」が3億円調達

company

2022年4月6日、ギグセールス株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ギグセールスは、BtoB/SaaS企業向けのセールス支援事業を展開し、リードジェネレーション領域から受注に至る各プロセスにマッチしたチャネル拡張サービスを提供しています、

具体的には、未接点企業向けのアウトバウンドチャネル構築支援「DORIRU」、インバウンド型インサイドセールス支援「OSIDASHI」、アウトバウンド型BtoBマーケティング支援「ORDERZ」などを提供しています。

また、成長企業と営業代行会社をマッチングする営業代行プラットフォーム「Sales DataBase」や、2022年4月にリリースしたプッシュ型施策におけるBDR管理ツール「BOS(ビーオーエス)」(クローズドβ版)などセールステック領域にも事業を広げています。

今回の資金は、セールステックツールの開発、プロ営業メンバーの増員に充当される予定です。

コロナ以前のBtoBの営業活動は、情報収集から顧客企業への提案も対面で行うことが基本でした。営業は足で稼ぐものという言葉があるほど、営業ではアナログな手法が重視される価値観が浸透していました。

しかし新型コロナウイルスの影響により対面から非対面へのモデルの転換が迫られ、営業においてもオンラインミーティングやオンライン商談が広がり、手探りながらもデジタルツールが活用されるようになりました。また新型コロナにより展示会といったイベントの開催が難しくなり、新規顧客を獲得する大きな手段がひとつ減ったことは大きなマイナス影響のひとつです。

コロナ禍のオンライン営業に課題を抱えている企業は数多く存在しており、この課題を解決してくれるサービス/プロダクトが続々と市場に投入されています。

そんな中ギグセールスは、営業における様々なプロセスごとに最適なサービスを提供しています。

たとえば「OSIDASHI」は、インサイドセールス領域をアウトソースすることができるサービスです。また、ただのアウトソーシングサービスではなく、契約期間中に社員にインサイドセールス知識やスキルを教える伴走型で支援を行うため、契約終了後にも効果が持続するようにしています。

スタートアップなどではリソースの問題から早期から営業チームを構築することが難しいため、外注と営業人材の育成を同時に行えるようなサービスは非常にニーズが高いものと考えられます。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は、満足できる営業を行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DORIRU ORDERZ OSIDASHI SaaS ギグセールス セールス テックセールス 営業 支援 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

為替テックの「ジーフィット」が2.35億円調達
2022年10月27日、ジーフィット株式会社は、総額約2億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業が為替リスクを適切にコントロールすることを支援するため、データサイエンス・高度な数…
電気運搬船や大型蓄電池を開発する「パワーエックス」が27億円調達
2023年1月10日、株式会社パワーエックスは、総額27億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、累計調達額は約99億円となります。 パワーエックスは、超急速EV充電用蓄電池・定置用蓄…
再生可能エネルギーを中心としたエネルギーサービス事業を展開する「Looop」がグリーローンで2.92億円調達
2023年3月3日、株式会社Looopは、東和銀行より2億9200万円を調達したことを発表しました。 グリーローンの概要 企業名:株式会社Looop 融資額:292百万円 契約締結日:2023年3月3…
データサイエンスで災害情報を可視化・予測する「Spectee」が資金調達
2021年9月16日、株式会社Specteeは、資金調達を実施したことを発表しました。 SNSや気象データなどから解析した災害情報をリアルタイムに配信するサービス「Spectee Pro」や、AI開発…
オンライン寄せ書きサービス「yosetti」 法人向け請求書払サービスを開始へ
2022年3月10日、株式会社yosettiは、運営するオンライン寄せ書き「yosetti(ヨセッティ)」において、2022年4月1日から法人企業向けに「請求書払いサービス」を開始することを発表しまし…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集