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摂食嚥下モニタリング解析サービス「GOKURI」提供の「PLIMES」が資金調達 「明治ホールディングス」と資本業務提携

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2022年3月31日、PLIMES株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。また、明治ホールディングス株式会社との資本業務提携も実施しています。

PLIMESは、ウェアラブル嚥下計/摂食嚥下モニタリング解析サービス「GOKURI(ゴクリ)」を提供しています。

自社開発のネックバンド型のウェアラブルデバイスを装着することで嚥下を識別し、誤嚥リスクの兆候をモニタリングします。AIによって嚥下を定量化し、誤嚥が起きる前に対策を講じられるよう支援することを目的としています。

2022年3月現在、非医療機器版のみの提供となっています。

今回の資金は、「GOKURI」の医療福祉現場への提供に向けた事業の促進、嚥下困難者のより良い食品・医薬品選択をサポートする事業開発の推進に充当されます。

明治ホールディングス・傘下の明治グループ各社とは、嚥下評価に基づく食品開発の支援や事業化を共同で行います。

ものを食べるには、飲み込む(嚥下)という動作が必要となります。飲み込むという動作には様々な器官の動きが関わっていますが、これら器官の衰えや疾患があると正常にものを飲み込めなくなる嚥下障害が起きてしまいます。

嚥下障害はものを食べられなくなることによる栄養低下や、ものが気道に間違って入ってしまう誤嚥による肺炎である誤嚥性肺炎につながります。特に高齢者は嚥下するための筋肉の衰えによる嚥下障害が発生しやすく、介護現場では嚥下障害や誤嚥に注意することが求められています。また、介護現場における誤嚥事故は転倒・転落についで多い事故となっているため、誤嚥を防ぐための仕組みが必要です。

PLIMESは、誤嚥とそこから発生する窒息や誤嚥性肺炎を防ぐため、ウェアラブル嚥下計/摂食嚥下モニタリング解析サービス「GOKURI」を提供しています。

日本では高齢化が進み、さらに高齢者が増加することとなります。それに伴い介護現場における嚥下に関する業務負担の増加や誤嚥に関する事故も増えていくことが予測されます。「GOKURI」が社会実装されれば、誤嚥事故も大幅に減り、不安を抱えながらものを食べる人も減らすことができるでしょう。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ ウェアラブル・デバイス モニタリング 介護 医療 株式会社 福祉 解析 資本業務提携 資金調達 食品
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