創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年3月9日中規模から大企業向けクラウドワークフロー提供の「kickflow」が資金調達

2022年3月8日、株式会社kickflowは、資金調達を実施したことを発表しました。引受先は、HENNGE株式会社です。
kickflowは、中規模から大企業向けのクラウドワークフロー「kickflow」を提供しています。
発注・押印・請求書の処理まで、社内ルールにあわせて柔軟な設定ができること、数千名規模に耐えられるような権限管理・ワークフローやチケット毎の閲覧・通知の柔軟な設定、他製品とのAPI連携を特徴としています。
組織内では、意思確認・意思決定のため、内容を書面でまとめ関係者に回覧してもらい承認を得るという方法がとられており、この一連の流れをワークフローと呼びます。
企業・組織が大きくなるほどワークフローには多くの課題が発生します。もっとも大きな課題に、関係者が多くなればなるほど申請・承認までに時間がかかることが挙げられます。
この課題を解決するため、ワークフローでは早くからデジタル化が進んでいました。
大企業では自社のワークフローに合ったオンプレミスのシステムを一から構築しているところが多く、管理・保守にコストがかかるものの、必要なものとして運用されていました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の流行によってテレワークが普及したことで、既存のシステムでは回らない企業・組織が出てきてしまいました。
クラウド型であれば外部からもアクセスしやすいため、これを機にクラウド型ワークフローへの切り替えを考える企業も出てきました。
しかしクラウド型ワークフローは柔軟性に欠けていることが多く、中規模・大企業といった独自のワークフローが確立している企業では導入できず、結局オンプレミスのシステムを使うしかなく選択肢が少ない状況におかれています。
kickflowは、中規模・大企業にもクラウド型ワークフローの選択肢を提示するため、柔軟性を備えたクラウドワークフロー「kickflow」を提供しています。
大きな組織ではすでに利用しているシステムがあり、それを変更することには大きな労力が伴います。しかし創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | HENNGE kickflow クラウド ワークフロー 大企業 株式会社 稟議 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年5月16日、i Labo株式会社は、TPR株式会社、AQUARIUS ENGINES Ltd.(本社:イスラエル)と、資本・業務提携契約を締結したことを発表しました。 i Laboは、トラッ…
2022年9月8日、株式会社RiceWineは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 RiceWineは、日本酒のD2Cブランド「HINEMOS」を展開しています。 2019年に委託醸造…
2023年8月17日、HW ELECTRO株式会社は、株式会社メディロムの子会社であるMEDIROM MOTHER Labsと、事業提携に関する基本合意書を締結したことを発表しました。 HW ELEC…
2022年10月5日、株式会社ティーアンドエスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社集英社です。 ティーアンドエスは、1988年に創業した企業で、IT黎明期からさまざまなWeb…
2019年7月3日、株式会社Kyashは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、シリコンバレーのベンチャー・キャピタルのGoodwater Capitalや、三菱UFJキャ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

