創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年3月4日EC向けタグ付け自動化AIツール「AIタッガー」運営の「LISUTO」が資金調達

2022年3月3日、LISUTO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
ECモールで商品の出品を行う際に必要な商品のタグ付けを自動化するツール「AIタッガー」を運営しています。
商品のCSVファイルを入力することで、ファイルに含まれているテキスト情報から商品の特徴を判別し適切なタグを出力します。
人力だと1,000商品あたり100時間かかっていたタグ付け作業を、たった5分に短縮します。
今回の資金は、国内市場での事業拡大・グローバル展開も視野に入れた「AIタッガー」の発展と、人材採用の強化に充当されます。
ECモールでは、ユーザーの絞り込み検索に商品をヒットさせるためには、商品のタグ付けが必要不可欠です。
たとえばアパレル商品では、サイズ・カラー・素材、食品では産地・個数などを登録することで、ユーザーが商品を絞り込むことが可能となります。
絞り込み検索とは、ECモールのサイドバーなどに表示されている絞り込みのための機能のことです。ECモール側があらかじめ用意しているタグを選択することで、ユーザーは商品を絞り込むことができます。便利な機能であるため実際に利用したことがある方も多いと思います。
このようなタグ付けは当たり前の作業であると思っている担当者もいるかもしれませんが、実際のところキーワードの設定はされていても、タグが適切に設定されていないケースが多く、機会損失につながっているのです。
また、多くの商品を取り扱っているEC事業者にとってタグ付けは非常に時間のかかる作業であり、キーワード検索からの流入があるため現状でも問題ないと判断しているケースもありそうです。
コロナ禍によってECの市場規模も拡大している中、EC事業者として他社よりも一歩先を行くためには、見逃されがちなタグ付けなどの作業を効率化していくことが重要といえます。
ECサイトはプロダクト販売のチャネルとして重要な存在です。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるECサイトやECモールの導入ノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI AIタッガー CVR EC LISUTO タグ タグ付け ツール 商品 株式会社 自動化 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年1月12日、ICS-net株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ICS-netは、食品原料のWeb売買プラットフォーム「シェアシマ」を運営しています。 さまざまな理由で食品メー…
2022年7月28日、株式会社タヌキテックは、資金調達を実施したことを発表しました。 タヌキテックは、消防団向けグループウェアシステム「FireChief」を提供しています。 「FireChief」は…
2022年8月4日、mish株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 mishは、動画チャンネル運営者のためのメンバーシップ作成サービス「mish」を提供しています。 動画制作を…
2021年1月12日、株式会社LEAN BODYは、総額5億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本最大級のオンライン・フィットネス動画配信サービス「LEAN BODY」を運営して…
2022年11月1日、株式会社アジラは、資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、シリーズBラウンド調達総額は約6.4億円となりました。 引受先は、阪急阪神不動産株式会社のCVCファンドであ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…