「アニマルクエスト」が保護犬猫に直接支援できるネットショップアプリ「Buy one, Love two」をリリース

tips

2022年2月28日、株式会社アニマルクエストは、「Buy one, Love two(バイワン、ラブツー)」の提供を開始したことを発表しました。

「Buy one, Love two」は、買い物を通じて、保護犬・猫を直接支援できるネットショップアプリです。

アプリからペットフードやペット用品を購入することでポイントが付与され、保護動物向けに自発的にギフトを贈ることができます。

アニマルクエストは他に、SNS機能にギフティング機能を実装したアプリ「Anmal Quest」を運営しています。登録されている保護犬・猫をはじめとした動物にギフトを贈ることができるサービスです。

2020年度の国内における保護犬・猫の殺処分数は、約2万3,000頭/匹となりました。

年々引き取り数(保護団体で引き取られる数)が減少し、返還・譲渡数が上昇していることもあり、殺処分数は大きな減少傾向にあります。

一方で保護団体は多くはボランティアでやっているため、運営が苦しいところも多く存在しています。

こうした団体への寄付は、社会課題を解決するための一助となるものです。

しかし、団体に直接寄付する以外の方法では、その寄付の使い道や何割が届いているかなどの情報が不透明であり、寄付をしたいという人の気持ちを削いでしまう可能性があります。

これまでも店舗やメーカーなどでは、売上の何割を寄付するといった取り組みが行われてきましたが、アニマルクエストはこの寄付にまつわる情報の不透明さを解決するため、ポイントに応じて自分で寄付先を選ぶことができるネットショップアプリ「Buy one, Love two」を提供しています。

消費者が積極的に寄付に参加でき、正しく社会課題の解決に貢献できていることを実感できる仕組みを構築することで、消費者の意識を変革することを目的としています。

最初はこういった寄付周りの変革からはじめていき、幅広いペット・動物をとりまく社会課題を解決するための取り組みを進めていくようです。

近年は社会課題をビジネスによって解決しようという動きが強くなっています。とはいえ、ビジネスを軌道に乗せるまでに大きなハードルがあり、継続的な資金調達が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ SNS ギフト ネットショップ ペット 保護犬 動物 寄付 寄附 支援 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

訪問看護・介護向けスケジュール管理クラウドを提供する「CareMaker」が1.2億円調達
2023年7月25日、株式会社CareMakerは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CareMakerは、訪問看護・介護向けスケジュール管理クラウド「CareMaker…
やる気不要のオンライン自習室「ヤルッキャ」を展開する「Herazika」が資金調達
2023年3月31日、株式会社Herazikaは、資金調達を実施したことを発表しました。 Herazikaは、やる気不要のオンライン自習室「ヤルッキャ」を展開しています。 親の声かけなく、子どもが自ら…
工事・メンテナンス会社に特化した業務管理システムを運営する「現場Hub」が1.5億円調達
2024年10月22日、現場Hub株式会社は、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の調達により、累計調達額は約2.7億円となりました。 現場Hubは、工事・メンテナンス会…
【観光庁】「インバウンド受入環境整備高度化事業」3次公募【10/31締切】
観光庁は「インバウンド受入環境整備高度化事業」の3次公募について発表しました。 訪日外国人旅行者の周遊の促進や消費の拡大、地方誘客を図るため、全国の観光地における個々の観光スポットや広域的な周遊に係る…
合成生物ベンチャーの「Logomix」が5億円調達
2023年2月8日、株式会社Logomixは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Logomixは、東京工業大学発の合成生物ベンチャーです。 ゲノム大規模構築技術「Geno-Writi…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集