注目のスタートアップ

ゲームパブリッシャーの「イザナギゲームズ」が4.3億円調達 中国の「ビリビリグループ」と業務提携

company

2022年2月8日、株式会社イザナギゲームズは、総額4億2,980万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、中国のHODE HK Limited(ビリビリグループ)と業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。

2022年2月現在、イザナギゲームズは、ゲームパブリッシャーとして、『デスカムトゥルー』、『ワールズエンドクラブ』をリリースしています。

また、『冤罪執行遊戯ユルキル』のリリースを2022年5月26日に予定している他、MyDearest社『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』を共同で開発しています。

今回の資金は、人材採用の強化などに充当されます。

また、ビリビリグループとの提携では、中国本土・アジアを中心とする世界各国に向けたゲームパブリッシング事業と、オリジナルIP展開の更なる強化や新たな展開を推進していきます。

ゲーム事業では、開発を担当するゲームデベロッパーと、企画・宣伝・運営・販売などを行うゲームパブリッシャーの2社が存在します。

日本のゲーム業界は世界をリードする存在であったため、多くのタイトルが海外でローカライズ(翻訳)されてリリースされていました。

近年はさらに規模の大きな海外市場への展開が精力的で、特に経済成長の著しい中国市場が注目されています。

海外でのゲームのリリースにおいては、現地のパブリッシャーなどとの提携や連携が重要です。

イザナギゲームズが提携したビリビリグループは、中国におけるコンテンツ産業の大手企業であり、日本産コンテンツの中国展開として欠かせない存在となっています。

ゲーム業界ではゲームのPRにおいて配信者を活用するなど新たな取り組みが広がっています。

イザナギゲームズがビリビリグループと提携することで、どのようにゲームパブリッシング事業を強化していくのか注目が必要です。

プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。近年はインターネットを活用したPR/マーケティングの重要性が増し、多くの企業が注力しています。「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ billibilli HODE HK Limited イザナギゲームズ エンターテインメント ゲーム ゲーム・パブリッシャー ビリビリ 株式会社 業務提携 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

電話自動応答サービス提供の「IVRy」が3億円調達
2021年12月22日、株式会社IVRyは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 電話自動応答SaaS「IVRy(アイブリー)」を提供しています。 自由な分岐設定、自動応答、SMS返信…
「スカリー」が企業向け動画制作サービス「ネイティブドラマ」プロジェクトをスタート
2022年1月28日、スカリー株式会社は、「ネイティブドラマ」プロジェクトを開始したことを発表しました。 「ネイティブドラマ」は、企業のリアルなエピソードを、有名人・プロの役者・クリエイターがノンフィ…
世界のスタートアップ・データベース「SUNRYSE.」運営の「Queue」が中国のスタートアップ・メディア「TechNode Global」とパートナーシップを締結
2020年9月10日、株式会社Queueは、「SUNRYSE.」において中国に拠点を置くTechNode Globalとのパートナーシップ締結に合意したことを発表しました。 「SUNRYSE.(サンラ…
運送管理SaaS「アセンド・ロジ」開発の「ascend」が5,500万円調達
2021年3月10日、ascend株式会社は、5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 業務改善とデータ分析の二つの領域でDXを推進する、運送管理SaaS「アセンド・ロジ」を開発していま…
母乳分析サービス提供の「Bonyu.lab」が1.5億円調達
2019年12月9日、株式会社Bonyu.labは、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ピジョン株式会社です。 Bonyu.labは、世界初の母乳分析サービス「BON…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集