注目のスタートアップ

エンジニアの採用育成支援サービス「TechTrain」提供の「TechBowl」が1.3億円調達

company

2022年1月27日、株式会社TechBowlは、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

エンジニアの採用育成支援サービス「TechTrain」を提供しています。

50社100名を超える有名企業のエンジニアに、好きな時にオンラインかつ1on1で、技術やキャリアの相談ができるエンジニアコミュニティです。

U30のエンジニアであれば無料で利用でき、エンジニアへの相談や、実務の疑似体験ができる独自のカリキュラムの受講、キャリアアドバイザーからの支援を受けることができます。

また、“良いエンジニアがいない”、“技術がわからないためどのように採用・育成をすれば良いのかわからない”といった企業の課題について「TechTrain」が相談に乗り、所属しているエンジニアを紹介し、企業のエンジニア人材の採用・育成を支援しています。

2019年に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には45万人ものIT人材が不足すると試算されています。

このIT人材不足を受け、IT業界では人材育成の取り組みが目立つようになってきました。

特に多いのがテック系のオンラインスクールです。

プログラミングを広範に学べるものや、セールステックなど特化したスクールが展開されており、エンジニアとして働きたい人のスキル習得・向上を支援しています。

また、カリキュラム内容だけでは差別化が図れなくなってきたため、ビジネスモデルの工夫も目立ちます。

たとえば、スクールの入学・受講自体は完全無料で受けられ、卒業後に就職・転職に成功した場合のみ、給与の一部を支払うという出世払い型モデル(ISA)を採用したサービスもあります。

「TechTrain」は、現役の能力のあるエンジニアに相談できることを最大の特徴としています。

企業ではIT人材が不足していますが、どんな人材でもいいわけではなく、即戦力の人材が必要です。そのため「TechTrain」では、実践的なスキルを数多く持つエンジニアを活用することにより、企業が本当に求めるIT人材を育成しています。

成功できる起業家になるためには、やはり勉強が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、成功している起業家のインタビューを多数掲載しています。先人の思考やアイデアを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つことでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ITエンジニア TechBowl TechTrain エンジニア キャリア コミュニティ 採用 支援 株式会社 相談 育成 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

コンサルティング事業の「ピアズ」が12.75億円調達 「ウィル」と「マックスプロデュース」を連結子会社化
2022年5月30日、株式会社ピアズは、借入により12億7,500万円の資金調達を実施することを発表しました。 また、2022年5月30日開催の臨時取締役会において、株式会社ウィルと株式会社マックスプ…
「利用者向けデジタル活用支援推進事業」補助金
令和4年度第2時補正予算「利用者向けデジタル活用支援推進事業」を実施する事業者(事業実施団体)の公募が開始されています。 「利用者向けデジタル活用支援推進事業」は、デジタル活用に不安のある高齢者等に対…
人材紹介会社向けの求人流通プラットフォームなど提供の「ROXX」が2億円調達
2020年12月7日、株式会社ROXXは、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2020年6月に9億円を調達しています。 ROXXは、人材紹介会社向けの求人流通プラットフォーム「age…
レトルトパック製造サービス「惚レトルト」を提供する「目利氣358」に「だいしん創業支援2号ファンド」が投資を実行
2023年8月16日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、「おおさか創業2号投資事業有限責任組合」(だいしん創業支援2号ファンド)より、目利氣358株式会社に投資を実行したことを発表しました。…
Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営する「オリジナルライフ」が4.8億円調達
2024年1月29日、オリジナルライフ株式会社は、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オリジナルライフは、Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集