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2021年12月20日記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」提供の「モノグサ」が18.1億円調達

2021年12月20日、モノグサ株式会社は、総額約18億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を提供しています。
覚えてほしい内容を登録するだけで、その内容を定着させるために必要な問題をAIが自動で作成してくれるサービスです。
これにより教師は、宿題や確認テストをインポートするだけで、質の高い問題を作成することができます。
また、定着度に応じて問題の出題頻度や難度が調整されるため、生徒ごとにレベルに合った学習を実現することができます。
塾・私立学校だけでなく、語学教室や、美容・医療系専門学校、人材企業など、様々な領域で活用されています。
今後、大学・専門学校・企業など縦の連携を深め、ユーザーを生涯にわたって支援するプラットフォームとなるべく、事業を推進していきます。
今回の資金は、公教育への展開や、専門学校・大学等の高等教育領域への展開、社会人教育領域への展開、国外展開のための施策に充当されます。
教育領域では人手不足が大きな課題となっています。
教育において最大の効果を発揮させるためには、生徒の能力・学習度合いに応じた個別指導・個別学習の実現が重要です。
しかし教員が不足すると、そのぶん生徒ひとりひとりを見ることができなくなり、個別指導のクオリティが低くなります。
最終的には集団指導しかできなくなってしまうといった懸念もあるため、教育領域では省人化・効率化の重要性が非常に高いのです。
近年では、AI技術の進展によって生徒の能力・学習度合いをテクノロジーによって把握することが可能となりました。
学習支援プラットフォームも多数登場しており、私教育だけでなく公教育においても導入される事例が増えてきています。
学習支援プラットフォームには、たとえばデジタル教科書や、教員の業務を包括的に支援するもの、講義動画の配信など、様々なものがあります。
「Monoxer」は、学習における記憶定着に特化した学習支援サービスです。
記憶定着という汎用的な領域であるため、学校教育だけでなく、ありとあらゆる教育・学習においての活用が見込めます。
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