創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年11月16日美容従事者向け複合型シェアサロン「SALON VILLAGE」運営の「WBP」が資金調達

2021年11月15日、株式会社WBPは、資金調達を実施したことを発表しました。
美容従事者(美容師、ネイリスト、アイリスト、エステティシャン)向けの複合型ビューティーシェアサロン「SALON VILLAGE」を運営しています。
独立する美容従事者に必要な機材を備えたサロンを貸すシェアサロンと、独自のブランド化ができる働き方サポートシステムを提供しています。
サロンは、個室を1カ月24時間利用できる個室専有プランと、短期・単発のマッチングプランを用意しています。
厚生労働省の「令和元年度衛生行政報告例」によると、美容室の数は年3,000~4,000件ペースで増加しており、2019年度には全国に254,422店舗存在しています。
この店舗数はコンビニの店舗数の約5倍と非常に多く、飽和状態であるといわれています。
美容業界では、新卒でサロンに入社。アシスタントとして働きながらレッスンを行い、数年後にスタイリストとなり、そのサロンでスタイリストとして継続して働くか、転職を行います。その後、スタイリストとして技術を確立していき独立するというキャリアが一般的となっていました。
しかし飽和状態にある美容市場では、独立しても顧客を得られず廃業してしまうということが予測されます。
そこで近年増加しているのが、フリーランスの美容師としての働き方です。
以前からもフリーランスの美容師は存在しており、サロンの一画を貸してもらいそこで営業するという形態をとっていました。
シェアサロンの登場によりフリーランスの美容師は働きやすくなり、SNSなどで顧客とのつながりをつくれるようになった現在では、新たな美容師の働き方として定着しつつあります。
サロンは美容師が仕事をするために必要ですが、起業家が仕事をするためにはオフィスが必要となります。シェアオフィスやコワーキングスペースを利用する手もありますので、そのほかのオフィス形態と比較検討するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、これらのオフィスを比較し、創業期に最適なオフィス形態を明らかにしています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | SALON VILLAGE エステティシャン サロン シェア シェア・サロン ネイリスト 株式会社 美容 美容師 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年7月7日、株式会社中国銀行は、投資専門子会社である株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズが運営する「ちゅうぎんインフィニティファンド2号」を通じ、WAmazing株式会社に出資したことを発…
2022年8月24日、株式会社JEPLANは、東京海上日動火災保険株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 JEPLANは、衣類を回収してリサイクルして新たな衣類をつくる「BRING…
2019年9月19日、株式会社リーディングマークは、総額1億7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本最大級の優秀層就活支援サービス「レクミー」や、無償の適性検査「キャリアベース」を…
2025年1月21日、株式会社インフォボックスは、総額16億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 インフォボックスは、営業データプラットフォーム「infobox」を提供しています。 企…
2024年2月16日、newmo株式会社は、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 newmoは、ライドシェアサービスの実現のため、2024年1月に設立された企業です。 利用者視点に立…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

