D2Cコンタクトブランド「OvE」など展開の「BSMO」がフィリピンの農業系大手「AgriNurture」と農産品の輸出入などで業務提携

tips

2021年11月11日、株式会社BSMOは、AgriNurture, Inc.(本社:フィリピン・マニラ)と、業務提携契約を締結したことを発表しました。

今回の提携は、輸出入等中心とした包括的な事業の拡大を目的としたものです。

BSMOは、D2Cコンタクトブランド「OvE(オヴィ)」や、アフリカへの中古車輸出事業、中国でのカラーコンタクトレンズ販売、東南アジアからの食の輸入などを展開しています。

AgriNurtureは、フィリピン最大の農業系企業の1社です。国内食品卸業や、マンゴー、バナナ、パイナップルをはじめとする果物を香港、中国、中東に、ココナッツ製品を米国に供給しています。

日本の農産物は、海外での日本食ブームや訪日観光客の増加などの影響を受け、順調に輸出額を伸ばしていました。

新型コロナウイルス感染症の影響によって全体的に輸出が減少傾向にある中、農林水産物は微増と健闘しました。

日本では少子高齢化の進行によって国内市場が縮小していくことが予測されています。そのため農林水産物においても海外市場を開拓する動きが広がっています。

2021年1-9月時点でもっとも輸出額が大きな輸出先は中国で、ついで香港となっています。

フィリピンは輸出先ランキングで10位(輸出額でみると中国の1/10規模)ですが、前年同期と比べて伸び率は37.6%と大きく、注目に値する市場といえます。

フィリピンの人口は2020年に1億903万人を突破しました。また、若年層の人口比率が高く、19歳未満は44%となっています。

このことから農林水産物の潜在的な需要が高いと考えられ、今後の輸出市場の拡大に注目が集まっています。

海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ AgriNurture Bsmo D2C OvE グローバル・マーケット コンタクト フィリピン 東南アジア 株式会社 業務提携 輸出入 農業 農産物
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

Z世代向けマーケティング事業展開の「uzumaki creative」が3,000万円調達 NFTアートプロジェクト「AR Mask Club」を発表
2022年3月2日、株式会社uzumaki creativeは、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、NFTアートプロジェクト「AR Mask Club」も併せて発表しま…
サスティナブル素材を使用したオリジナルグッズを企画・製造する「アイグッズ」が1億円調達
2021年12月14日、アイグッズ株式会社は、株式会社みずほ銀行が発行する社債「SDGsサポート私募債」を通じ、無担保で総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アイグッズは、法人・行政機関…
不正検知サービス提供の「かっこ」がデータ分析サービス「さきがけKPI」の提供を開始
2020年10月21日、かっこ株式会社は、「さきがけKPI」の提供を開始したことを発表しました。 かっこは、統計学や、数学、機械学習などの技術を活用し、不正検知やデータ・サイエンス・サービスなどを提供…
未利用農業資源から天然繊維などを製造する「フードリボン」が「TSIホールディングス」「豊島」と資本提携
2023年1月16日、株式会社フードリボンは、TSIホールディングス株式会社、および、豊島株式会社から出資を受けたことを発表しました。 フードリボンは、未利用農業資源であるパイナップルの葉やバナナの茎…
家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」を運営する「ソーシャルインテリア」が6億円調達
2022年11月16日、株式会社ソーシャルインテリアは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また直近では、2022年9月15日に総額約13億3,000万円の資金調達を発表しています。…

大久保の視点

スタートアップワールドカップ九州大会:優勝は医薬品開発のStapleBio!熊本で開催
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
(2024/8/27)
「スタートアップビジネスMBA講座」明治大学MBAの執筆陣と出身起業家が解説
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
(2024/7/29)
世界最大級のビジネスコンテスト・スタートアップワールドカップ東京大会優勝はDigital Entertainment Asset山田耕三さん
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…
(2024/7/19)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】