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2021年10月25日音声配信プラットフォーム展開の「stand.fm」が10億円調達 「UUUM」の「REC.」事業の譲受けを締結
2021年10月22日、株式会社stand.fmは、10億円の資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、Z Venture Capital株式会社です。
また、UUUM株式会社の音声配信サービス「REC.」の譲受けを決議し、事業譲渡契約を締結したこともあわせて発表しました。
stand.fmは、簡単に収録・配信ができる音声配信プラットフォーム「stand.fm(スタンドエフエム)」を展開しています。
スマホアプリ上で、オリジナルBGMの挿入や、音声の編集、配信までをワンストップで行うことができるほか、他配信者とのコラボ機能や、リスナーから質問・相談を募れるレター機能などを備えています。
今回の資金調達と「REC.」の事業譲受により、「stand.fm」の事業基盤の拡大や、機能の拡充、収益化の支援・強化、運営強化に向けた採用の強化を行っていきます。
スマートフォンやタブレットの普及により動画コンテンツは非常に大きな市場となりました。
そして動画の次にやってくるのは音声コンテンツだといわれています。
動画の次に音声というのは、なにか退化したような印象を抱くひとも多いでしょう。
しかし音声は、テキスト・画像・動画と違い、視覚を必要としないコンテンツであるため、これらのメディアとはまた違った展開をしていくと考えられています。
音声コンテンツのなかでもメジャーな世界のオーディオブック市場は、新型コロナウイルス感染症の流行によって需要が増加し、前年比25%増の40億ドルに成長すると推計されています。
音声コンテンツは“ながら聞き”できることと、“広告であっても印象が良い”ことが大きな特徴です。
また配信や収録にそこまで機材を必要としないほか、準備も簡単な部類であるため、音声配信プラットフォームがいくつも登場しており、その規模を拡大させています。
音声配信プラットフォームでは、著名人の配信だけでなく一般ユーザーの配信も多く、人気配信者も数多く誕生しています。
今後、どのような成長をしていくのか注目が必要な市場といえるでしょう。
音声コンテンツは、まだ大きく注目されていませんが、ビジネスのPRの場としても有効かもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。
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