創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年10月15日データ資産の自在なコントロールを実現する「Minitt」が6,000万円調達
2021年10月14日、株式会社Minittは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
業務・部門・会社横断におけるデータ資産の自在なコントロール・強力なコンプライアンス・迅速な業務フロー構築を実現する、Webアプリケーションとコンサルティングサービスを提供しています。
情報の取り扱いの責任・プレッシャーから硬直化した業務フローから現場を開放し、コア業務に集中できる環境を提供するものです。
今回の資金は、組織体制の強化や、マーケティングに充当されます。
デジタル化やDXが進むにつれ、企業や組織には多くのデータが蓄積されるようになっています。
データ活用はすべての企業にとって大きな課題ですが、データ活用にはセキュリティの問題がつきまといます。
データは通信を行ったりサーバーに保存する際には暗号化を行いますが、AIなどで分析を行ったりする際にはデータを生の状態に戻す必要があります。
このようにデータ活用では神経を使う必要があるため、データ活用のための環境の構築が課題となっています。
データ活用のための環境を整備すること、つまりデータ資産の管理を統制(計画・監視・執行)することをデータガバナンスと呼びます。
データガバナンスで重要なのが、方法論の確立、データの標準化、統合・保護・保管のための責任とプロセスを明確化することです。
もちろんデータガバナンスの体制構築には専門的な知識が必要となります。そのため専用のソフトウェアの導入や知見のある企業のコンサルティングに頼ることとなるでしょう。
今後、企業のデジタル化やDXは大きく進むことが考えられるため、データ管理やデータガバナンス領域のニーズは大きく高まっていくでしょう。
適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Minitt セキュリティ データ 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年1月12日、プライシングスタジオ株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 プライシング戦略支援SaaS「Pricing Sprint」と、プライシング専門メディア「プライス…
2023年4月5日、株式会社Staywayは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Staywayは、金融機関、事業会社、士業のための補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供して…
2023年1月5日、株式会社レバレッジは、大手金融機関からの借入により総額30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 レバレッジは、パーソナルジム検索サイト「ダイエットコンシェルジュ」の運営、山…
2021年11月17日、株式会社ONE NOVAは、総額4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アンダーウェアブランド「One Nova」と、全世代型吸水ショーツブランド「sponge…
2020年12月1日、any株式会社は、2020年11月17日に開催された「第4回 社会課題の解決を支えるICTサービス大賞」において、「Qast」が「新型コロナ対応賞」を受賞したことを発表しました。…
大久保の視点
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…