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光超音波3D/4Dイメージング装置開発の「Luxonus」が4.3億円調達

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2021年9月10日、株式会社Luxonusは、総額約4億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

独自の光超音波技術を用いた3D/4Dイメージング装置を開発しています。

無被曝かつ造影剤を用いずに血管を可視化できることを特徴としています。

今回の資金は、2021年中の研究機関向けの理化学機器の上市と、2022年中の医療機器の開発・生産、薬事申請の準備に充当されます。

血管を撮影するには、X線コンピュータ断層撮影(CT)、もしくは核磁気共鳴画像(MRI)が利用されています。

しかし、CTの場合は造影剤による副作用の心配と被曝してしまうこと、MRIの場合は細かい血管が見ることができないといった課題があります。

そのため、造影剤を必要とせず無被曝で、さらに高精細な撮影方法が求められています。

Luxonusの3D/4Dイメージング装置は、CT・MRIの課題を解決するものとして、実用化が待たれています。

医療機器の開発など、先端技術を活用した開発には多くの資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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