注目のスタートアップ

アバター技術により人間を生身から解放する「AVITA」が設立 5.2億円を調達

company

2021年9月7日、AVITA株式会社は、総額5億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

人と関わるロボットやアバターの研究開発を行う石黒浩氏(大阪大学大学院基礎工学研究科教授)が設立した大学初ベンチャーです。

アバター技術により人間を身体から解放し、より自由に活動できる新たな世界をつくることを目的としています。

AVITAは、アバター技術により人間を自由にすることを、アバターを用いた実世界の仮想化と多重化(virtualize the real world)と呼んでいます。

VR・AR・MR技術は総称してxR技術と呼ばれています。これらはすこし昔まではSFのガジェットであり現実のものではありませんでしたが、現在は多くの領域で活用されている先端技術です。

xR技術は、空間の制限をなくすことができるため、たとえば遠隔手術などでの活用が考えられており、いくつもの例が確認できます。

この空間の制限をなくすことを推し進めていくと、人々は仮想世界を通じて交流することが可能となります。

また脳波などによる操作が可能になると、身体に障害のある人でも自由に動くことができるようになるため、我々の生活様式はがらっと変化することになるでしょう。

研究開発を主体とした事業では豊富な資金を必要とします。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に役立つ情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AVITA XR アバター 仮想化 多重化 技術 株式会社 石黒浩 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

メタバースプラットフォーム「cluster」を運営する「クラスター」が52億円調達
2023年5月17日、クラスター株式会社は、合計52億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラスターは、メタバースプラットフォーム「cluster」を運営しています。 誰もがバーチャル上で音楽…
株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」に田所雅之氏が顧問就任
2019年7月2日、株式会社日本クラウドキャピタルは、田所雅之氏が顧問に就任することを発表しました。 日本クラウドキャピタルは、日本初の株式投資型クラウドファンディング・サービス「FUNDINNO(フ…
ビーコンを使ったPOI位置情報プラットフォーム「pinable」提供の「スイッチスマイル」が資金調達
2022年5月24日、株式会社スイッチスマイルは、資金調達を実施したことを発表しました。 関西万博に寄与し関西の活性化を目指すスタートアップに出資をする「大阪・関西万博活性化ファンド」の出資1号案件と…
「Beverich」が資金調達 ノンアルコール飲料等専門のECサイト「Beverich」を正式リリース
2023年1月19日、Beverich株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Beverich」を正式リリースをしたことも併せて発表しました。 「Beverich」は、ノンアルコー…
コンプライアンス研修特化Eラーニング「OneCompliance」が正式リリース
株式会社Oysterは、「OneCompliance(ワンコンプライアンス)」を2023年7月18日に正式リリースしたことを発表しました。 「OneCompliance」は、法人向けのコンプライアンス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集