注目のスタートアップ

ペット×ITの「TYL」が5.6億円調達

company

2021年8月17日、株式会社TYLは、総額5億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ペット×ITの領域で、往診専門動物病院「アニホック往診専門動物病院」や、動物病院の経営支援・人材採用支援「A-BRAIN」、ペット業界向け広告媒体「HearPet(ハーペット)」、ペット業界向け求人サイトや転職支援サービス、ペット領域のWebメディアなどを展開しています。

今回の資金は、「アニホック往診専門動物病院」や獣医師オンライン相談サービス「ペットオンラインコンシェルジュ」の拡大と、新規サービスのさらなる発展、サービス認知・利用拡大のマーケティングに充当されます。

一般社団法人ペットフード協会の調査によると、2016年~2020年の5年間の犬の飼育頭数は減少にあり、猫の飼育頭数横ばいであることがわかっています。

また、農林水産省の「小動物獣医療の現状と今後の対応(令和元年7⽉23⽇)」によると、小動物診療施設における年間売上は増加傾向にあり、また1世帯あたりの年間動物病院代も増加傾向にあることがわかっています。

このように飼育頭数が減少傾向にあるものの、1世帯あたりの動物病院代が増えていることから、動物病院関連には様々なニーズがあると考えられます。

新たなプロダクトの開発には、自社の強みと弱みを分析することが重要です。「冊子版創業手帳」では、自社の分析に役立つフレーム・ワークを掲載・解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ペット 動物 動物病院 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

住宅ローン・プラットフォーム運営の「iYell」が16.5億円調達
2019年9月30日、iYell株式会社は、総額16億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 住宅ローンのマーケットプレイスを軸とした「iYell住宅ローンプラットフォーム」を運営して…
AI・ロボティクスソリューションにより薬剤耐性菌問題の解決に取り組む「GramEye」が3.6億円調達
2023年10月13日、株式会社GramEyeは、総額約3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 GramEyeは、グラム染色をAIでアップデートし、抗菌薬の適正利用を実現するAI・…