創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年6月18日「HACARUS」と「東京大学大学院薬学系研究科」がアルツハイマー病などの治療法開発を目指すAI創薬研究を開始

2021年6月16日、株式会社HACARUSと、東京大学大学院薬学系研究科は、アルツハイマー病やパーキンソン病の治療法開発を目指す、AI創薬の共同研究を開始することを発表しました。
HACARUSは、産業領域向けにAIを活用した検査関連サービス、光学読取関連サービス、コンサルティング、エッジAI、医療領域向けに細胞画像分析、生体情報解析サービスを提供しています。
東京大学大学院薬学系研究科機能病態学教室 富田泰輔教授は、アルツハイマー病やパーキンソン病を始めとする神経変性疾患の病態生化学に関する研究を行っています。
今回の共同研究では、アルツハイマー病やパーキンソン病の原因となるタンパク質の凝集・散開するメカニズムの解明を、HACARUSのAIを活用した画像解析技術によって試み、治療法の開発を目指します。
アルツハイマー病において現在使用されている薬には、根本的な治療ができるものではなく、また記憶障害や行動障害を劇的に改善するようなものではありません。
また、パーキンソン病においても薬によりドパミンの補充するといった対症療法が中心であり、劇的な治療薬はありません。
アルツハイマー病は約200人に1人、パーキンソン病は約1,000人に1人という比較的高い発症率の難病であり、社会問題ともなっています。
この2つの病気は、根本的な治療法が発見されておらず、新たな予防・診断・治療法の開発が求められています。
医療分野ではAIの活用が大きく進んでおり、難病の治療法の発見に期待されています。
AIは研究開発だけでなく、ビジネス活動の効率化においても活用されています。AIを活用したツールは生産性を向上させてくれる可能性がありますので、積極的に導入を考えましょう。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | AI 共同研究 東京大学 株式会社 治療薬 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年6月4日、株式会社テクノワとC2C Platform株式会社は、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テクノワは、プラント業界の発注企業と受注企業/一人親方をつなぐダイ…
2020年3月3日、株式会社ヌーラボは、資金調達を実施したことを発表しました。 プロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」や、ビジュアル・コラボレーション・ツール「Cacoo(カクー)」、…
2022年6月15日、LUCAジャパン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 LUCAジャパンは、オルタナティブ投資プラットフォーム「LUCA」を開発しています。 ヘッジファンド、プライベ…
2025年10月31日、ポケットサイン株式会社は、資金調達を発表しました。 これにより累計調達額は21.2億円となりました。 ポケットサインは、自治体向けスーパーアプリ「ポケットサイン」や、公的個人認…
2020年11月9日、株式会社Nateeは、資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発のデータ分析システムをコアとし、若者に特化したマーケティング事業や、インフルエンサー・マーケティング事業、タ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
