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集束超音波(HIFU)治療装置開発の「ソニア・セラピューティクス」が5.3億円調達

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2021年6月12日、ソニア・セラピューティクス株式会社は、総額約5億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

がん治療機器である、集束超音波(HIFU:High-Intensity Focused Ultrasound)治療装置を開発しています。

HIFUは放射線被曝がないという大きな特徴があり、くり返し治療ができることから、がんに対する次世代治療として注目されています。

ほかのメリットとしては、がんを切らずに治療できる、切除不能ながんも治療できる、抗がん剤を減量できる、治療期間が短くてすむことなどがあります。

また、難治がんである膵がんに対する有効な治療法としても注目されています。

日本の死因として、がんは1981年~2019年まで連続で1位となっています。がんは早期発見・早期治療できれば5年生存率が9割あり、早期発見を実現する検査法や体制の拡充などが行われてきました。

しかし、早期発見の難しいがんや、発見できても切除できない場所にあるがんも存在します。これらのがんに対する有効な治療法の確立も求められています。

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カテゴリ 有望企業
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