注目のスタートアップ

YouTubeアニメを制作・配信する「Plott」が資金調達

2021年6月14日、株式会社Plottは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社小学館です。

Plottは、オリジナルのアニメーションコンテンツを制作し、YouTube上で配信しています。

小学館とは、『月刊コロコロコミック』で連載している「ブラックチャンネル」のアニメをYouTubeで共同運営しています。

今後、小学館が持つ漫画・アニメの知見や運営するデジタル漫画アプリの顧客層と、Plottが持つYouTubeアニメコンテンツ制作ノウハウやPlottファンなどが補完できる関係にあることから、YouTubeが主要メディアになる新時代のIP創出を協力して目指します。

総務省の「主なメディアの利用時間と行為者率」によると、全年代においてネット利用時間は増加しており、反対にテレビの視聴時間は減少しています。

特に10代と20代が顕著であり、2017年の時点でテレビの視聴時間よりもインターネットの利用時間が上回っています。

また、Googleの報告によると、2020年は日本におけるYouTubeの視聴人数が飛躍的に増加し、9月のYouTube月間利用者数は6,500万人を超えたようです。

今後もYouTubeなどのネット動画コンテンツは成長を続けていくと予想されています。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

株式会社Plott代表取締役 奥野翔太氏のコメント

今回のニュースにつきまして、株式会社Plott代表取締役 奥野翔太氏よりコメントが届きました!

奥野翔太(おくのしょうた)
1995年生まれ。筑波大学情報科学類卒業。
大学在学中に起業し、ゲーム・ドラマ・VTuberなど複数コンテンツを企画・プロデュース。
2019年より「テイコウペンギン」を立ち上げ、その後複数のYouTubeアニメをリリース。

ーこの事業を始めた経緯について教えてください。

奥野:元々VTuber事務所を運営しておりYouTube市場について観察している中で、アニメの可能性やクリエイターの可能性を見出し、この事業を始めました。

ー今回の資金調達について、どのような反響がありましたか?

奥野:人材採用や協業の面において認知度が上がり、多くのお声がけをいただくようになりました。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

奥野:次なるYouTubeアニメの創出はもちろん、YouTubeで生んだIPを生かしたグッズやコミックなどのIP展開を考えております。

ー今後の展開が楽しみです。ありがとうございました!
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Plott YouTube アニメ アニメーション オリジナル コンテンツ 制作 小学館 株式会社 資金調達 配信
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド人材管理システム提供の「HRBrain」が13億円調達
2020年12月4日、株式会社HRBrainは、10億円の第三者割当増資と、3億円のデット・ファイナンスを合わせ、最大で13億円の資金調達が決定したことを発表しました。 クラウド人材管理システム「HR…
自律搬送ロボット開発・提供の「匠」が4億円調達
2021年8月3日、株式会社匠は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 自律搬送ロボットの設計・開発・提供を行っています。 ハードウェア・ソフトウェアの両方を一貫して手がけ、“GRID式…
太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」運営の「シェアリングエネルギー」が3.6億円調達
2022年8月19日、株式会社シェアリングエネルギーは、総額3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、全国の地銀系ベンチャーキャピタル複数社です。 また、直近では、2022…
「リアルテックホールディングス」が糖鎖ナノテクノロジーを用いた迅速PCR検査法の開発・受託研究の「スディックスバイオテック」に投資を実施
2020年12月21日、リアルテックホールディングス株式会社は、株式会社スディックスバイオテックへの投資を実施したことを発表しました。 スディックスバイオテックは、糖鎖ナノテクノロジーを用いた迅速PC…
株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」に田所雅之氏が顧問就任
2019年7月2日、株式会社日本クラウドキャピタルは、田所雅之氏が顧問に就任することを発表しました。 日本クラウドキャピタルは、日本初の株式投資型クラウドファンディング・サービス「FUNDINNO(フ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集