「グリラス」が食用コオロギを用いて開発したお菓子「C. TIRA Cookie」・「C. TIRA Crunch」を自社ECで販売開始

tips

2021年6月4日、株式会社グリラスは、「C. TIRA Cookie(シートリア クッキー)」と「C. TIRA Crunch(シートリア クランチ)」を6月4日から自社ECサイトグリラスオンラインで販売することを発表しました。

「C. TIRA Cookie」・「C. TIRA Crunch」は、食用コオロギを用いて開発したお菓子です。

食用コオロギは、捨てられるはずのフードロスを再活用して(飼料として与え)国内で安心安全に生産されたものです。

徳島大学と株式会社ジェイテクトと共同で、コオロギの自動飼育システムの開発に取り組んでおり、2021年上半期に、給水・給餌の工程と収穫時の分別作業を自動化する半自動化飼育システムの導入を目指しています。

世界的な人口の増加により、早くて2030年にはタンパク質の需要と供給のバランスが崩れ始めると予想されています。これをタンパク質危機と呼びます。

代替タンパク質として、大豆・藻・昆虫などが考えられており、様々な研究開発が進められています。

特に大豆を利用した植物肉はすでに市場に流通しており、大手フードチェーンなどの導入もみられます。

昆虫は他の家畜と比べて、同じ量のタンパク質を生産するのに必要な餌・水が圧倒的に少なくてすむだけでなく、様々な場所で生産できることが大きなメリットです。

昆虫のなかでもコオロギは、飼育が簡単、食性が雑食、食味が良いというメリットがあり、昆虫食のなかでもメジャーなものとなると考えられています。

研究開発系のビジネスにとって資金はとても重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報について詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ EC コオロギ タンパク質危機 フードロス 昆虫食 株式会社 販売
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

民間宇宙スタートアップの「ALE」が12億円調達
2019年9月5日、株式会社ALEは、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、香港を拠点とするベンチャー・キャピタルHorizons Venturesや、スパークス・グループ…
ファンとタレント・クリエイターをつなぐデジタルプラットフォームを展開する「Queri」が2,000万円調達
2024年2月20日、Queri株式会社は、2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Queriは、ファンとタレント・クリエイターをつなぐデジタルプラットフォーム「Queri(クエリ)」…
ゲームのクリエイティブ制作・漫画制作・Webtoon制作事業などを展開する「フーモア」が7.9億円調達
2023年7月6日、株式会社フーモアは、総額7億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フーモアは、ソーシャルゲームのキャラクターのデザインなどを行うゲームクリエイティブ事業、漫画広告…
データとCRMを活用したキッチンカー事業を展開する「muuve」が4,000万円調達
2021年10月12日、muuve株式会社は、4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社サムライインキュベートが運営する「Samurai Incubate Fund 6…
メタバースでの士業サービスを展開する「Robot Consulting」が資金調達
2023年5月29日、株式会社Robot Consultingは、資金調達を実施したことを発表しました。 Robot Consultingは、人事労務・助成金申請の補助システム「労務ロボ」の提供、メタ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集