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エッジAIカメラソリューション提供の「AWL」が20億円調達

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2021年6月2日、AWL株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。

既設の防犯カメラをAI化する専用エッジデバイス「AWLBOX」と、タブレットやサイネージにインストールすることで施設・店舗などの状況を分析・可視化する「AWL Lite」などを提供しています。

「AWLBOX」は、すでにある防犯カメラをAI化し、来店人数、性別・年齢、購入などの多様な分析や、不審者検知などの機能をもたせることができるサービスです。

AI機能は必要な分だけ追加できるため、コストを抑えてAI防犯カメラを導入することができます。

今回の資金は、研究開発や、オペレーション、サポート、バックオフィス体制の拡充・強化に充当されます。

AIの画像解析における技術の進歩は目覚ましく、不審者検知などにおいても日々精度が向上しています。

AI防犯カメラは、万引きを防止し被害を抑えられることもメリットですが、たとえば顧客の行動を分析することによって動線を改善したり、最適な棚割を行ったりなど様々な用途に活用できます。

モノが売れない時代において小売店は大きな苦境に立たされているため、AI防犯カメラなど最新のツールを用いてビジネスを改善していく動きは今後も止まることはないでしょう。

開発系のスタートアップの成長には、優秀な人材の獲得が必要不可欠です。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用の方法や、アウトソーシング活用などのノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AWL AWLBOX エッジAI カメラ ソリューション 株式会社 資金調達 防犯
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