注目のスタートアップ

IoTデバイスとクラウドサービスを組み合わせた映像ソリューションなどを手がける「アムニモ」と「トーノーセキュリティ」が資本業務提携

company

2023年7月31日、アムニモ株式会社は、株式会社トーノーセキュリティと、資本業務提携を締結したことを発表しました。

アムニモは、アムニモは、産業用LTEゲートウェイや、ビデオマネジメントシステム(VMS)、IoTルーターなどを開発・提供しています。

アムニモの提供するLTEゲートウェイはエッジコンピューティングに最適化されているほか、瞬停対策機能、複数SIMの高速切替、クラウド連携による自動初期設定・遠隔保守などの機能を有しています。4つのPoEポートに4台のカメラを同時に接続でき、IoT監視カメラなどのビデオソリューションで活用することができます。

トーノーセキュリティは、「セキュリティ」「建物・設備管理」「ITソリューション」の3つの部署から成り立つセキュリティ会社です。機械警備をはじめとするセキュリティーシステムの提案、導入(設置工事)、保守・運用において強みを持っています。

すでにトーノーセキュリティはアムニモのソリューションパートナーとして協業関係にありますが、今回の関係深化により、アムニモが開発・提供する各製品群と、トーノーセキュリティのセキュリティーシステムに関する提案力や導入・設置、保守・運用のノウハウを組み合わせ、昨今の防犯・監視カメラの需要に応え、より社会への価値提供の範囲を広げるため、さらなる販売促進や新たなサービスの提供を行います。


AIを利用した画像解析技術は、カメラという一般的な機械で、多様なデータの取得・解析を行えることが特徴であり、すでにさまざまな産業で活用されています。

たとえば、ネットワークに接続された防犯・監視カメラは、単に犯罪やトラブルなどを記録・抑制するだけでなく、店舗内の顧客の属性・行動の解析などでも活用でることから、デジタル化が進められている現場での導入が増加することが予測されます。

こうしたなかアムニモは、IoT技術を活用し、屋内外問わず、厳しい環境でも安定して映像をエッジで録画し、LTE・光回線でクラウドにデータを伝送できるゲートウェイや、映像マネジメントソリューションを手がけ、さまざまな映像ソリューション需要に応えています。

さらに今回、セキュリティーサービスの提案・導入・保守・運用に強みを持つトーノーセキュリティとの協業体制の強化により、セキュリティ関連での事業を強化していくようです。

IoTなどテクノロジーの活用は、業務効率化や省人化のために重要なものです。創業期はコストの面から多くのシステムの導入は難しいかもしれませんが、優先度の高いものから導入することで、創業期から効率的な業務を行うことができるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っています。

また、大規模なシステム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI IoTカメラ LTEゲートウェイ アムニモ エッジ エッジAI エッジゲートウェイ エッジコンピューティング カメラ セキュリティ ソリューション トーノーセキュリティ 映像 株式会社 監視カメラ 資本業務提携 防犯カメラ
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ネット不動産投資サービスブランド「RENOSY」を手がける「GA technologies」が4億円の融資契約を締結
2024年6月26日、株式会社GA technologiesは、株式会社千葉銀行が提供する「ちばぎんSDGsリーダーズローン(サステナビリティ・リンク・ローン型)」において4億円の融資契約(無担保・無…
銀行体験を最適化するクラウド型ソリューション提供の「nCino」が資金調達
2020年12月22日、nCino株式会社は、株式会社三菱UFJキャピタルとSMBCベンチャーキャピタル株式会社から出資を受け入れたことを発表しました。 米国ノースカロライナ州に本社を置くnCinoは…
Web3事業をマーケティングの観点から支援する「Pacific Meta」が暗号資産のウェルスマネジメント事業を展開する「HYPERITHM」から資金調達
2023年6月16日、株式会社Pacific Metaは、株式会社HYPERITHMから資金調達を実施したことを発表しました。 Pacific Metaは、Web3領域で挑戦する国内外の事業やプロジェ…
iPS細胞由来の細胞移植による角膜内皮再生医療の事業化を目指す「セルージョン」が28.3億円調達
2023年6月7日、株式会社セルージョンは、総額28億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 セルージョンは、iPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す独自技術をもとに、水疱性角…
モノの貸し借りアプリ「Alilce.style」運営の「ピーステックラボ」が「長野銀行」と業務提携
2021年11月18日、株式会社ピーステックラボは、株式会社長野銀行と業務提携契約を締結したことを発表しました。 BtoC・CtoCのモノの貸し借りアプリ「Alilce.style(アリススタイル)」…

大久保の視点

世界最大級のビジネスコンテスト・スタートアップワールドカップ東京大会優勝はDigital Entertainment Asset山田耕三さん
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…
(2024/7/19)
IVSの進化・IVS京都2024現地レポート&島川敏明代表インタビュー
今年のIVSは何が違うのか スタートアップの代表的なイベントである「IVS(アイブイエス)」が、7月4日から6日まで京都市で開催されました。IVSの中で実施…
(2024/7/6)
「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」優勝は物流自動化のRENATUS ROBOTICS安藤 奨馬さん:賞金1000万円獲得!
日本最大級のピッチコンテスト「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」が2024年7月5日(金)に開催されました。 優勝(スタートアップ京都国際賞)…
(2024/7/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】