注目のスタートアップ

M&A仲介の「Growthix Capital」が20億円調達 サーチ・ファンド事業拡大へ

company

Growthix Capital株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。

日本式サーチ・ファンドによるM&A仲介事業を展開しています。

サーチ・ファンドとは、社長を目指す人材が投資家の支援を受けつつ、自分が社長となりたい企業を探して買収する仕組みです。

欧米では注目されている手法ですが、日本では個人に投資する思想が薄く、また企業文化を尊重する傾向があるため、日本では欧米型のサーチ・ファンドはあまり浸透していません。

Growthix Capitalはこのサーチ・ファンドの懸念点を解消する、日本式のサーチ・ファンドを確立し、展開しています。

日本式サーチ・ファンドは、先代の経営者が後継者を指名できること、後継者がいったん社員として働き企業文化も含めて企業に適合しているか確認できることを特徴としています。

中小企業庁が2016年11月に発表した「事業承継に関する現状と課題について」によると、2020年頃には数十万の団塊経営者が引退時期にさしかかると指摘しています。

また、直近10年では親族内承継の割合が急激に減っており、第三者への承継が6割を超えました。

経営者の高齢化が進んでいる状況を考えると、事業承継の促進が必要です。

事業継承は、起業のひとつの方法として注目されています。しかし事業継承はゼロからの起業とはまた違ったノウハウが必要となります。創業手帳は、無料で創業コンサルティングを行っています。また、起業家や専門家の生の声を基に記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ M&A 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を展開する「Psychic VR Lab」が5億円調達
2023年3月31日、株式会社Psychic VR Labは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Psychic VR Labは、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」や、「S…
SaaS向けデモプラットフォームを展開する「PLAINER」が資金調達
2023年9月28日、PLAINER株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 PLAINERは、SaaS向けデモプラットフォーム「PLAINER」を展開しています。 誰でもノーコードで実際の…
猫の活動データを記録する首輪「Catlog」展開の「RABO」が1億円調達
2020年1月15日、株式会社RABOは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 飼い猫の活動データを24時間記録する首輪「Catlog」を開発・展開しています。 歩く・走るなどの運動や…
症状検索エンジン「ユビー」やAI問診サービス「ユビーAI問診」などを提供する「Ubie」が35億円調達
2022年7月27日、Ubie株式会社は、総額35億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Ubieは、症状検索エンジン「ユビー」、AI問診サービス「ユビーAI問診」、事前Web問診サービス「ユビ…
次世代の提携クレジットカード「Nudge」を提供する「ナッジ」が資金調達
2022年10月12日、ナッジ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、2020年2月の創業からの資金調達総額は35億円超となります。 ナッジは、次世代の提携クレジットカ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集