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建機の遠隔操作・自動運転の「ARAV」が6,300万円調達

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2021年3月8日、ARAV株式会社は、総額6,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。

既存の重機に後付けすることで、遠隔操作や自動操縦を行えるようにするプロダクトを開発しています。

2021年3月現在、伊藤忠TC建機株式会社と建設機械の遠隔操作実用化に関する開発業務委託契約を締結し、災害対策用遠隔建設機械操作システムの早期実用化を目指しています。

また、ビスペル合同会社と共同で成功させた油圧ショベルの積み込みタスク自動化について、現在10社以上の建機メーカー等と遠隔・自動化の共同開発を進めております。

人手不足の解消だけでなく、大規模事故や自然災害などの際、迅速な復旧と安全な施工を両立するため、建設機械の遠隔操作や自動操縦が求められています。

遠隔による無人化施工は雲仙普賢岳噴火災害対策(1991年)から本格的に導入され、危険地域、特に災害現場における復旧事業に適用され、国内で200件以上の実績があります。

5Gの普及など、技術の進歩により遠隔操作・自動運転は扱いやすくなるため、今後も注目が必要な領域といえるでしょう。

最新技術の開発には、潤沢な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達に関するノウハウを解説しています。

カテゴリ 有望企業
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