「丸井グループ」とクラウドファンディングの「CAMPFIRE」が資本業務提携

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2020年11月17日、株式会社丸井グループは、株式会社CAMPFIREと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

CAMPFIREは、国内最大のクラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を運営しています。

丸井とCAMPFIREは、2018年11月に有楽町マルイで開催した「キャンプファイヤーマルシェ」や、2020年1月から開始している「多数欠EPOSカード」の発行などにより、両社の強みを活かした協業を行っています。

今回の資本業務提携により協業を加速し、CAMPFIREの持つ多数の良質なプロジェクトと、丸井グループの店舗やクレジット・カードなどの様々な経営資源をかけ合わせ、新たな価値の創出を目指します。

具体的には以下の取組みを行います。
・クラウドファンディングでめざす「物語」を体験できるリアルイベントの開催
・出店企業や支援者など、関連するコミュニティが集う常設スペースの開設
・異なる顧客基盤におけるエポスカード利用や新規カード入会の促進
・アニメやアイドルなど、丸井グループのアニメ事業との連携

小売業界は、国内市場の縮小や消費の中心がインターネットになったことなど様々な課題を抱えています。

これらの課題の解決には、SNSを活用したマーケティングや、OMO(オンラインとオフラインの融合)により、顧客体験を向上させることが重要だとされています。

クラウドファンディングは、オンラインの消費者行動/購買データを蓄積しており、小売業はオフラインでの消費者データを保有しているため、両領域の知見をかけ合わせることで、オフラインとオンラインを融合した様々な施策を展開できると考えられます。

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