注目のスタートアップ

生産者の顔が見える再生可能エネルギーを個人・法人に提供する「みんな電力」が15億円調達

company

2020年10月26日、みんな電力株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

生産者の顔が見える再生可能エネルギーを個人に提供する「顔の見える電力」や、法人向けに再エネ電力を提供する事業、新電力支援サービス「まいける」などを展開しています。

今回の資金は、「顔の見える電力」の普及や、脱炭素化社会の実現を目指す様々な企業との積極的な連携、みんな電力独自のブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティ・システム「ENECTION2020」の書き込み機能の高速化、低コスト化の推進に充当されます。

MarketsandMarketsの調査によると、世界の再生可能エネルギー市場は2020年に1,843億ドルで、年平均成長率22.7%で成長し2,261億ドルに拡大すると予測しています。

また、発電設備容量も年々拡大が続いており、要因としては再エネ発電コストの低下や、再エネ支援政策の強化、企業による再エネ調達の増加が挙げられています。

日本においては、太陽光発電の稼働量は2021年度中には2030年エネルギーミックス想定値を超過する可能性が高いと見込まれています。

また、風力、バイオマスについても今後継続的な増加が見込まれており、2020年中頃には再エネ全体で2030年想定値(再エネシェアが全発電量の22~24%)に到達する可能性があり、想定よりも早く普及すると見込まれています。

起業ではオフィス、電気、インターネットなど様々な契約が必要となります。なるべくコストを抑えた契約をしたいと考えるのが起業家です。また、環境・社会・ガバナンスに関するサスティナブルな取組みを行っている企業に投資するESG投資が注目されていることもあり、コストだけではなく中長期的な面を考慮するのもよいかもしれません。「冊子版創業手帳」では、オフィス契約の際の注意点などについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ブロックチェーン 再生可能エネルギー 株式会社 資金調達 電力
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

政治・行政と国民をつなぐ「政策共創プラットフォーム」を運営する「PoliPoli」が資金調達
2023年2月2日、株式会社PoliPoliは、資金調達を実施したことを発表しました。 PoliPoliは、政治・行政と国民をつなぐ「政策共創プラットフォーム」を運営しています。 2023年2月現在、…
病院・クリニック向け動画マニュアル・社内SNS「soeasy buddy for medical」がリリースへ
2022年10月13日、株式会社soeasyは、「soeasy buddy for medical」を立ち上げ、医科業界にもサービスを展開することを発表しました。 soeasyは、動画マニュアル・社内…
電動キックボード・電動自転車のシェアリングサービスを展開する「Luup」が10億円調達
2022年4月14日、株式会社Luupは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。これは、車両のリース(セール・アンド・リースバック取引)や銀行融資等によるものです。 Luupは、電動キ…
尿を送るだけで栄養状態がわかるパーソナル栄養検査「VitaNote」など展開の「ユカシカド」が15億円調達
2021年1月1日、株式会社ユカシカドは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 尿を送るだけで栄養状態がわかるパーソナル栄養検査「VitaNote」・「VitaNote Quick」…
宿泊施設のペーパーレス運営とデータドリブン経営をサポートする「SmartInn」 正式版リリース
2022年4月15日、株式会社SmartInnは、「SmartInn(スマートイン)」の正式版を提供開始したことを発表しました。 「SmartInn」は、宿泊施設のペーパーレス運営とデータドリブン経営…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集