創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2020年10月15日道路点検AI開発の「アーバンエックステクノロジーズ」が8,000万円調達

2020年10月15日、株式会社アーバンエックステクノロジーズは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
道路点検AIや、道路損傷検出サービス「My City Report for road managers」、市民協働投稿サービス「My City Report for citizens」を開発・提供しています。
「My City Report for road managers」は、従来、自治体の職員が行っていた車上からの目視による道路損傷確認業務を改善するサービスです。
具体的には、車内に設置したスマートフォンや専用デバイスにより自動で損傷している道路をカメラで検出し画像をアップロードします。アップロードされたデータは、リアルタイムで路線評価や維持修繕費の予測ができます。
「My City Report for citizens」は、市民と自治体が協働して地域の課題に取り組むことができるスマートフォン・アプリです。道路の損傷などの不具合をみつけて投稿することで、自治体が対応することが可能となります。
社会インフラの整備は人命に関わる事故を防ぐために非常に重要ですが、少子高齢化と業務自体の難しさによる人材不足により、メンテナンスに課題を抱えています。
そのため、AIやIoTなどのデジタル技術による高度化・効率化の推進が必要となっています。すでにドローンによる点検などが進められており、今後もこの取組みは加速していくことが考えられます。
アーバンエックステクノロジーズの提供するソリューションは、ただ道路損傷確認業務を効率化するだけでなく、市民と自治体の協働によるスマートな都市経営の実現を目指しています。
プロダクトの開発には多くの資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資だけではなく、ベンチャー・キャピタルから出資を受ける方法や、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関するノウハウを紹介しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI My City Report for citizens My City Report for road managers UrbanX アーバンエックステクノロジーズ インフラ 協働 整備 株式会社 点検 自治体 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年5月1日、株式会社kikitoriは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 農業流通特化型SaaS「bando」を運営しています。 電話・FAXなどアナログなコミュニケ…
2023年5月25日、株式会社zoobaは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2023年5月から「zooba(ズーバ)」の提供を開始することも併せて発表しました。 「zooba…
2025年4月15日、エクスペリサス株式会社は、2億5598億円の資金調達を発表しました。 エクスペリサスは、官庁自治体向けの高付加価値体験の開発支援、国内・海外富裕層向けプロモーション支援、高付加価…
2021年2月9日、株式会社HACARUSは、「DXほっとライン」を指導することを発表しました。 「DXほっとライン」は、AIのエキスパートに、AIの導入に関する様々な相談を行えるサービスです。 導入…
2022年8月30日、株式会社CareMakerは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、社名(商号)を株式会社echelleから株式会社CareMakerに変更したことも併せて発表しました。…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…