半導体レーザ製造・販売の「QDレーザ」とメガネ・ブランド「Zoff」の研究・開発機関「Zoff Eye Performance Studio」が業務提携

tips

2020年10月13日、株式会社QDレーザは、Zoff Eye Performance Studioと業務提携することを発表しました。

Zoff Eye Performance Studioは、メガネ・ブランド「Zoff(ゾフ)」を運営する株式会社インターメスティックの研究・開発機関です。

QDレーザは、半導体レーザーに関する種々のコア技術を保有しています。コア技術を活用し、レーザー・アイ・ウェア事業など、応用製品の企画・設計開発・製造・販売を行っています。

今回の提携により、半導体レーザー技術を援用した眼鏡処方プロセスの刷新への取組みや、「レーザ網膜投影」による眼鏡型弱視支援器具、次世代の眼鏡であるスマート・グラスの共同開発・商品化を開始するようです。

スマート・グラスやVRゴーグルなどのHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)はすでに商用化されており、様々なプロダクトが販売されています。

しかし一般的なHMDは、目の前に配置したディスプレイに映像を映し出す仕組みのため、使用者の視力やピントに依存しており、ピント調節による目の疲れなどが課題となっています。

QDレーザは、網膜に直接映像を照射するためのレーザー技術を保有しており、網膜走査型レーザー・アイ・ウェアをすでに販売しています。

これは、網膜に直接映像を映し出すため使用者の視力を問いません。そのため視力に難のある人でも利用できるだけでなく、日常生活における弱視支援としても活用することができます。

次世代技術であるVRゴーグルのコア技術としても注目されており、今後の発展に期待されています。

最新技術の開発には豊富な資金が必要となります。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ QDレーザ Zoff Zoff Eye Performance Studio アイ・ウェア スマート・グラス ゾフ レーザー 半導体 技術 株式会社 業務提携 眼鏡 研究 開発
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」や医療VRサービス提供の「Holoeyes」が資金調達
2021年11月5日、Holoeyes株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」を提供しています。 CT・MRIなどから得られた画像情報を…
「コベルコ建機」がリアルタイム遠隔就労プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供する「ジザイエ」に出資・業務提携
2023年5月12日、コベルコ建機株式会社は、株式会社ジザイエへの出資と業務提携を行ったことを発表しました。 ジザイエは、リアルタイム遠隔就労プラットフォーム「JIZAIPAD(ジザイパッド)」を提供…
おしゃべりAI「Cotomo」を開発する「Starley」が2億円調達
2024年12月25日、Starley株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Starleyは、音声会話型おしゃべりAI「Cotomo(コトモ)」を開発・提供しています。 ユ…
クラウド決算開示管理サービスなどを提供する「Uniforce」が5.3億円調達
2023年8月16日、Uniforce株式会社は、総額約5億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Uniforceは、「クラウド決算開示管理サービス」、IPO準備に特化したサービス「…
スマート猫トイレ「toletta」提供の「ハチたま」が1億円調達
2020年5月19日、株式会社ハチたまは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマート猫トイレ「toletta(トレッタ)」を開発・提供しています。 泌尿器疾患にかかりやすい猫のために…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集