創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2020年10月5日「Hacobu」が物流業界の脱FAX/脱電話をサポートする配送案件管理サービス「MOVO Vista」をローンチ
2020年10月2日、株式会社Hacobuは、「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」をローンチしたことを発表しました。
「MOVO Vista」は、荷主企業、元請企業、協力運送会社のコミュニケーション・コストを削減する配送案件管理サービスです。
このサービスを利用して輸配送の実行業務をやり取りすることで、輸配送データがデジタル化・見える化されます。これにより、以下のようなメリットを提供するものです。
荷主企業のメリット
・元請企業との情報のやり取りの効率化
・出荷単位やSKU単位で配送実績の取得が可能
・待機や輸配送の遅れの察知、業務の可視化による輸送費の削減
・輸送の見える化による在庫削減、保管費の最適化
元請企業/3PL事業者のメリット
・荷主企業、協力運送会社との情報のやり取りの効率化
・顧客へのEnd to End Visibility(サプライチェーン全体の見える化)の付加価値提供
・属人化しやすい協力運送会社のネットワークの共有
協力運送会社のメリット
・元請企業との情報のやり取りの効率化
・自社でのIT投資を行うことなく利用が可能
・配送案件情報の自社システムへの入力業務工数の削減
物流業界では依然としてFAXや電話でのやり取りが大量に行われています。デジタル化できなかったことの要因のひとつに、物流企業の99.9%が中小企業であることが挙げられます。
しかしFAXや電話などのアナログな手段で輸配送を行っていると、文字の誤認や、車両の手配漏れ、状況把握の難しさなど様々な課題が生まれてしまいます。
人手不足が深刻になってきているため、業務効率化はすべてのビジネスにおいて重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | トレンド |
---|---|
関連タグ | Hacobu MOVO Vista ムーボ・ヴィスタ 株式会社 業務効率化 物流 管理 配送 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年5月29日、弥生株式会社は、個人事業主のクラウド会計ソフト市場におけるシェアNo.1を獲得したことを発表しました。 これは、株式会社MM総研が2020年5月19日に発表した「クラウド会計ソフ…
2023年10月20日、株式会社ウタイテは、総額4億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウタイテは、2.5次元IPの開発・運営を手がけています。 今回の資金は、2.5次元IPの開発…
2024年8月8日、ペイトナー株式会社は、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ペイトナーは、受け取りから振り込みまで自動化する請求書受領サービス「ペイトナー 請求書」や、フリーラン…
2024年6月19日、株式会社クアンドは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クアンドは、建設現場や製造現場などの現場に特化したビデオ通話ツール「SynQ Remote(シ…
2022年5月10日、株式会社絵本ナビは、総額約11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 絵本ナビは、絵本の情報・通販サイト「絵本ナビ」を運営しています。 100社を超える出版社の絵本の画像・…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…