注目のスタートアップ

半導体検査装置の検査時間短縮を実現する“電子ビーム生成装置”を提供する「Photo electron Soul」が6.2億円調達

company

2020年7月17日、株式会社Photo electron Soulは、総額6億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

名古屋大学発ベンチャーで、独自の革新的な電子ビーム技術を核に開発した次世代の「電子ビーム生成装置」を開発・提供しています。

既存の技術では多くの時間を必要としていた半導体検査装置に利用されている旧来の電子ビーム装置をこの装置に刷新することで、従来では不可能だった微細観測、微細加工、高スループット性などを実現し、様々な分野にブレークスルーをもたらします。

今回の資金は、数年以内の半導体検査装置における電子ビーム生成装置のグローバルシェア50%を実現するための事業開発・製品開発や、製造体制の整備、電子ビーム生成技術の行動化・高機能化などに充当されます。

社会のさらなるデジタル化に伴い、半導体も高度化・細分化しており、これからもさらに進化を続けていくとみられています。

しかしこの高度化・細分化により、検査方法に多くの時間がかかることが大きな課題となっています。光学的なソリューションが実現することで検査の高速化が行え、製品の提供までの時間が短縮されるだけでなく、日常的なモニタリングと高度なプロセス管理が可能となります。

事業の成長にとって資金は非常に重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Photo electron Soul 半導体 株式会社 検査 研究開発 装置 資金調達 電子ビーム 電子ビーム生成装置
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラフトビール醸造所向け管理ソフトや物流ソリューションを提供する「Best Beer Japan」が2.1億円調達
2024年11月29日、Best Beer Japan株式会社は、総額2億1000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Best Beer Japanは、クラフトビール醸造所専用の樽管理システ…
住宅ローン・マッチング・サービス「モゲチェック」運営の「MFS」が6.3億円調達
2021年2月15日、株式会社MFSは、総額6億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 住宅ローン・マッチング・サービス「モゲチェック」を運営しています。 過去4,000件以上の審査結…
エッジデバイス向けデータセキュリティ基盤を提供する「NODE X」が6億円調達
2025年3月19日、NODE X株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、社名をCollaboGate Japan株式会社からNODE X株式会社へと変更し、ブランドを「…
電子契約サービス「リーテックスデジタル契約」を提供する「リーテックス」が3.54億円調達
2023年6月9日、リーテックス株式会社は、総額3億5,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リーテックスは、電子契約サービス「リーテックスデジタル契約」を提供しています。 受注契約から…
EV充電サービスを手がける「ユアスタンド」が資金調達
2023年12月15日、ユアスタンド株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ユアスタンドは、EV充電器の導入、運用サービスを展開しています。 マンションなどの集合住宅への導入においては、相…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集