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嚥下を測定するウェアラブル・デバイス開発の「PLIMES」が1.5億円調達

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2020年3月24日、PLIMES株式会社は、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、CYBERDYNE株式会社です。また、CYBERDYNEとは業務提携も行います。

PLIMESは、スマートフォンと組み合わせ、嚥下を測定するウェアラブル・デバイス「GOKURI(ゴクリ)」を開発しています。

専用のネックバンドとAI技術を用い、嚥下能力を測定します。これにより、誤嚥性肺炎の予防を目指します。

今回の資金は、嚥下機能検査・モニタリングの研究・医療機器化の開発に充当されます。

また、ビジネス開発・言語聴覚士・クラウドでのアプリケーション開発・人工知能技術開発人材などの各領域で専門性の高い人員の募集も開始します。

AI技術やスマートフォンの普及により、自宅でも手軽に医療に必要なデータを測定することが可能となってきています。

また、医療業界ではデータの活用がうまく進んでいませんでしたが、昨今、医療データ共有のためのサービスが多数誕生しています。これから先、医療はさらに便利になっていくことでしょう。

医療など、社会課題を解決する社会課題解決型ビジネスは、すぐに結果がでるものではなく、ビジネスとして継続していくことに大きなハードルがあります。しかし持続可能な社会の実現のために不可欠な取組みですし、ビジネス・チャンスでもあります。「冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を突破してきたかを知ることは、起業や経営に大きく役立つことでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CYBERDYNE GOKURI PLIMES ウェアラブル・デバイス ゴクリ 医療 嚥下 株式会社 業務提携 誤嚥性肺炎 資金調達
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