注目のスタートアップ

患者中心の医療情報プラットフォーム開発の「Arteryex」が資金調達

company

2020年3月13日、Arteryex株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

企業向けヘルスケア・アプリ「健康銀行」を提供しています。

また、ブロックチェーンを活用し、患者自身が医療情報を管理できるプラットフォームを開発しています。

インターネットのサービスを利用することで、行動履歴や購入履歴などのデータが蓄積され、マーケティングなどに利用されています。

しかしこれらは、個人が管理することができず、個人に還元されることもありません。また企業によって独占されているため、データの活用もなされていません。

そこで、個人のデータを個人からの預託により一元管理し、匿名化したうえで提供する“情報銀行”というものが考えられています。

Arteryexは、この“情報銀行”の医療情報に特化したものといえます。

このプラットフォームが実現することで、医療データの利活用、プライバシー、個人への還元などの課題が解決されます。

社会課題解決型ビジネスは、すぐに結果がでるものではなく、ビジネスとして継続していくことに大きなハードルがあります。しかし持続可能な社会の実現のために不可欠な取組みですし、ビジネス・チャンスでもあります。「冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を突破してきたかを知ることは、起業や経営に大きく役立つことでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Arteryex データ プラットフォーム 医療 患者 情報 株式会社 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スマホからセラピストを呼べるリラクゼーション・マッチング・アプリ提供の「HOGUGU」が資金調達
2019年11月26日、株式会社HOGUGUは、資金調達を実施したことを発表しました。 自宅や滞在先などにセラピストを呼べるリラクゼーション・マッチング・アプリ「HOGUGU」を運営しています。 20…
クロスボーダーDXカンパニー「Vpon Holdings」が資金調達
2025年3月7日、Vpon Holdings株式会社は、総額700万米ドル(約10億5千万円)の資金調達を実施したことを発表しました。 Vpon Holdingsは、先端のAI・ビッグデータ技術を駆…
金融教育イベント「キッズフリマ」を企画・運営する「HONEYTHING」が「ワイズインテグレーション」と業務提携
2022年8月12日、株式会社HONEYTHINGは、株式会社ワイズインテグレーションと業務提携契約を締結したことを発表しました。 HONEYTHINGは、金融教育イベント「キッズフリマ」を企画・運営…
【8月30日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
7月29日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 個人情報利用規制 公取が独禁法違反の類例4種を発表 公正取引委員会が29日に、個人情報のデータ利用規制について、独禁…
視能訓練士に特化した求人プラットフォーム「Contactキャリア」などを運営する「Contact」が資金調達
2023年3月31日、株式会社Contactは、資金調達を実施したことを発表しました。 Contactは、眼科メディカルスタッフ(視能訓練士、看護師など)に特化した人材プラットフォーム「Contact…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集