注目のスタートアップ

次世代移動サービス支援ソリューション開発の「MaaS Tech Japan」が資金調達

company

2020年3月12日、株式会社MaaS Tech Japanは、資金調達を実施したことを発表しました。

MaaS(Mobility as a Service、次世代移動サービス)に関する対外的な情報発信や、事業者・自治体におけるMaaSプロジェクト推進の支援、MaaS事業支援ソリューション開発などに取り組んでいます。

取組みには主に以下のようなものがあります。
・日本マイクロソフトと共同でMaaSリファレンスアーキテクチャーの策定(2019年8月)
・経済産業省・国土交通省の「スマートモビリティチャレンジ」プロジェクトの一環として、北海道上士幌町においてMaaSアプリの実証実験の実施(2019年10月)
・NEDOの「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」事業の採択を受け、複数交通事業者間の異なるシステムのデータをシームレスに共有・分析する移動情報統合データ基盤の開発に着手(2019年11月〜)

今回の資金は、MaaSによる情報提供や予約決済・機能の統合だけでなく、MaaSビッグデータ(移動データ、モビリティデータ)の利活用を可能とするソリューション開発の加速に充当されます。

MaaSとは、鉄道・バス・タクシーなど従来の交通サービスと、カーシェア・配車サービス・自動運転などの新しい交通サービスを統合し、ルート検索・予約・決済などを行えるように、ひとつの移動手段として提供できるようにするものです。

ただ利用者にとって利便性が向上するだけでなく、ICTにより収集したデータの利活用ができ、混雑ルートの需要分散や、交通誘導などの可能性があります。

MaaSの実現には自治体や企業など、さまざまな連携が必要となります。しかし普段の我々の事業でも連携や事業提携により新たな活路が見えてくる場合があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ MaaS MaaS Tech Japan サービス ソリューション 支援 株式会社 次世代移動サービス 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

航空貨物に特化したデジタルプラットフォーム「エカデジ」開発・運営の「ジャパンヒュペリナー」が3,000万円調達
2022年6月7日、ジャパンヒュペリナー株式会社は、約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジャパンヒュペリナーは、航空貨物に特化したデジタルプラットフォーム「エカデジ」を開発・運営…
メタバース「MEs」開発の「O株式会社」が150万ドル調達
2022年7月6日、O株式会社は、総額150万ドル(約2億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 O(オー)は、アーティスト同士がつながり、アイデアを創発しながらクリエイションできるメタバース「…
eスポーツのオンライン大会プラットフォーム提供の「JCG」が5.7億円調達
2020年1月23日、株式会社JCGは、総額5億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 eスポーツのオンライン大会プラットフォーム「JCG」の運営や、eスポーツ大会の企画・運営などを行…
小売・商業施設のDX支援を手掛ける「COUNTERWORKS」が6.5億円調達
2020年7月14日、株式会社COUNTERWORKSは、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 小売・商業施設のDX支援を手掛けています。 具体的には、短期貸し店舗やイベント…
クラウドセキュリティプラットフォームを提供する「Cloudbase」が11.5億円調達
2024年2月7日、Cloudbase株式会社は、総額11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Cloudbaseは、クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集