スリーシェイクがデータ分析プラットフォーム・サービス「Reckoner」をリリース

株式会社スリーシェイクは、「Reckoner(レコナー)」の提供を開始したことを発表しました。

「Reckoner」は、データの収集から加工・分析、外部サービス連携までを一気通貫で実現できるdPaaS(data Platform as a Service)です。

従来のデータ分析基盤の構築・運用には、ばらばらに存在するデータ・ソースの統合や、分析可能な状態に加工する必要がありました。

また、データをいつでも使える状態にするための、管理・運用の問題もありました。

「Reckoner」を活用することで、幅広いデータ・ソースから自動的にデータを収集し、解析・活用できる環境を簡単に構築することができます。

株式会社スリーシェイク 代表取締役 吉田 拓真氏のコメント

今回のニュースにつきまして、株式会社スリーシェイク 代表取締役 吉田 拓真氏よりコメントが届きました!

吉田 拓真
2011年DeNA入社後、インフラエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後、ソーシャルゲームスタートアップの創業メンバーとしてJOIN。エンジニアリングからデザイン、経営領域全般を担当後、2015年1月に株式会社スリーシェイクを設立。設立後はSRE特化型コンサルサービス「Sreake」を立上げ、金融業界からAI領域まで幅広い支援を行いつつ、自社サービスであるデータ統合プラットフォーム「Reckoner」、OOHプラットフォーム「Adsquare」の立上げを行う。1987年生まれ。東京都出身
ー 新サービスを始めた経緯について教えてください。

吉田:当社は創業時からSRE特化型コンサルティングサービス(Sreake: スリーク)を提供しており、大手企業からベンチャー企業と業種問わず様々なご支援をしてきました。その中で3つ経緯があります。

Sreakeで大規模データを高速に安く、セキュアに取り扱う技術を培ってきました。これを応用すれば、これまでにないデータプラットフォームサービスができるのではないかと考えたからです。従来データサイエンスを行うには、前処理やインフラ準備などに膨大な人的リソースが必要でした。データエンジニアリングの領域を効率化させ、本来やるべき業務(データを活用してエンドユーザーの体験を向上させ、売上をUPする)にフォーカスできるような環境を作りたかったため、ビジネスのその先が読めるサービスを作りたいという思いが、創業時からありました。

データ解析や活用は、現在のビジネスを良くするには欠かせない領域ですが、その先の“未来のビジネスの種“も潜んでいます。データから将来のニーズを読み解き、今までにないサービスを連続的に作りたいという想いがあったためです。

ー今回の発表について、どのような反響がありましたか?

吉田:まだ発表間もない段階ですが、多くのデータエンジニアの方にご興味を持っていただいています。データ活用のアイデアはあるものの、エンタープライズだと高価で気軽に試せず、自分で仕組みを作るには工数がかかりすぎるので、使ってみたいというお声が多いようです。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

吉田:当社のビジョンである「インフラの世界をシンプルに。インフラの世界でイノベーションを」にあるように、社会の根幹/基盤となる汎用性の高いサービスを創ることでイノベーションを後押しし、世界の進歩を加速させていくような事業を立ち上げていきたいと思います。

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