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製造業向けインターネット・サービス提供の「アペルザ」が12億円調達

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2019年7月31日、株式会社アペルザは、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。

メーカー横断で製品情報を検索できる製造業向けカタログ・ポータル「アペルザ カタログ」や、製造業特化型オンライン・マーケット・プレイス「アペルザ eコマース」を提供しています。

また2019年4月に、製造業分野に特化したセールス・マーケティング・クラウド「アペルザクラウド」をリリースしています。

今回の資金は、「アペルザクラウド」顧客基盤拡大に向けた体制強化、マーケティング費用に充当されます。

大久保の視点

製造業のマッチングサイトのアペルザ。実はこの業界で圧倒的に強いのが、社長の出身でもあるキーエンスの子会社のイプロス。製造業マッチングのマーケットをほぼ独占している高収益企業だ。今回の12億円の調達でどこまで追いつけるかに注目。また出資調達だけでなく融資を混ぜている。株で調達しすぎると経営者のシェアが下がりすぎるため、出資で財務状態が良くなると融資を受けやすくなる。そのため、出資と融資をセットにすることも多い。出資だけ、融資だけ考えている起業家も多いので念頭に置くとよいだろう。出資・融資調達のミックスをする例が今後も増えていくだろう。

解説者紹介

大久保幸世 創業手帳 株式会社 ファウンダー

大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。

創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら
カテゴリ 有望企業
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