福岡のVC「GxPartners」が初の投資を3社に実行

tips

GxPartners有限責任事業組合は、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズと共同で運営するファンド「九州オープンイノベーション1号ファンド」より投資を実行したことを発表しました。

投資したスタートアップは以下の3社です。

・anect株式会社
アプリ・プラットフォーム「Appabrik」を運営しています。

・株式会社HAB&Co.
手軽に採用サイトが作れるサービス「SHIRAHA-シラハ-」を運営しています。

・株式会社プリンシプル
従来の10分の1程度の価格で簡単に賃貸住宅を、ホームセキュリティ対応物件にすることで、入居率や利回りを向上させる「スマートルームセキュリティ」を運営しています。

<創業手帳の創業者・大久保幸世の視点>

福岡の起業-大企業の資金の循環に期待

福岡のスタートアップの拠点であるStartupGoGo(スタートアップゴーゴー)も手がけている岸原稔泰氏。
今後、投資も手がけていく。福岡はスタートアップが他の都市に比べ盛り上がっており、また開放的で面白い会社が多い。

福岡は、数十回出張で行っているが、そのたびに感じるのが、九州の中心としての位置、若者・女性の多さ、飛行機のアクセスの良さ、食べ物を含めた生活環境の良さ、そして行政のPRが巧みさだ。

一方で資本調達や上場で東京に行ってしまう会社も多い。東京で上場しているITスタートアップで意外に福岡発祥という会社は結構ある。
今回は、おカネの出し手(LP)を見ると地元の大企業になっている。スタートアップに出資などで地元の起業家育成におカネが使われ循環していく仕組みが機能してくると、より福岡の魅力度は増すだろう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。

解説者紹介

大久保幸世 創業手帳 株式会社 代表取締役

大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。

創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら
カテゴリ トレンド
関連タグ VC イノベーション スタートアップ ファンド 九州 投資 福岡
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

PropTech(不動産テック)特化ピッチ・カンファレンス「PropTech Startup Conference」が9/20に開催
2019年8月23日、株式会社デジタルベースキャピタルは、「PropTech Startup Conference 2019」を2019年9月20日(金)に開催することを発表しました。 「PropTe…
給与データベース「OpenMoney給与版」などを運営する「JUKKI」が1.5億円調達
2024年8月8日、株式会社JUKKIは、総額約1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 JUKKIは、企業の給与データベース「OpenMoney給与版」や、個人の資産形成に関するデー…
「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト – JHeC 2024」
経済産業省は「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト – JHeC 2024」の開催を発表しました。 ヘルスケア分野における課題解決に挑戦している優れた個人・団体・企業等の表彰を通して社会の認知度を上…
【助成金】「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)
2024年9月2日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度第2回「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制…
「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR フェーズ3基金事業)」補助金
国土交通省は、令和4年度第2次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業」の公募を2023年8月31日(木)から開始したことを発表しました。 SBIR制度において、革新的な研究開発を行うスタートアッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集