注目のスタートアップ

地域の専門家プラットフォーム運営の「ミツモア」が5億円調達

company

2019年6月27日、株式会社ミツモアは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

地域の事業者と依頼者を結ぶオンライン・プラットフォーム「ミツモア」を運営しています。

カメラマン・士業・クリーニング業など、対面型のサービスを主として、依頼者にぴったりなプロが見つかるマッチング・サービスです。

以下の点を特長としています。
・質問の答えをタップするだけで見積もり依頼ができる
・事業者は希望内容を知ったうえで見積もり提案ができる
・チャットでやりとりしてオファーを決められる

今回の資金は、「ミツモア」の機能拡充や、体制の構築に充当されます。

<創業手帳・創業者 大久保幸世の視点>

サービス業の価格の透明化、オープン化はテクノロジーで進んでいくか。こちらもスキルシェア系のサービスです。注目されるのは、今まである種、価格が見えにくい(不透明とも言える)業界であり、付加価値の高い「人」のサービスであるということです。属人性の高いサービスは、相対取引で価格形成されることが多いです。テクノロジーやオープンなプラットフォームがあるとことで市場の透明化、値段を圧縮しやすい業界と言えるでしょう。古い、価格形成が不透明な業界のオープン化・シェアエコ化、巨額調達では印刷のラクスルの事例が思い浮かびます。同様のサービスにはユニラボのアイミツなどの先行事例もありますね。最後の部分はチャットになっており、使いやすさの完成度も鍵になるでしょう。今後調達した5億円でどこまで事業を広げられるか注目されそうです。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ミツモア 新サービス 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

処方箋なしで病院の薬を販売するサービスや訪問看護などを運営する「GOOD AID」が資金調達
2020年7月20日、GOOD AID株式会社は資金調達を実施したことを発表しました。 調剤薬局や処方箋なしでの病院の薬を販売する零売薬局や、訪問看護サービスなどを運営しています。 零売とは、薬剤師が…
遺伝子細胞製剤のCMO/CDMO事業を展開する「サイト‐ファクト」が3億円調達
2023年8月28日、株式会社サイト-ファクトは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 サイト-ファクトは、遺伝子細胞製剤に特化し、CMO(医薬品製造受託企業)・CDMO(医薬品製造開発…
海洋プラスチックや企業から排出される難処理プラスチックのマテリアルリサイクルに取り組む「REMARE」が資金調達
2024年7月31日、株式会社REMAREは、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は2億1,000万円となりました。 REMAREは、複合プラスチックを内装材・建材に…
メタバースでの士業サービスを展開する「Robot Consulting」が資金調達
2023年5月29日、株式会社Robot Consultingは、資金調達を実施したことを発表しました。 Robot Consultingは、人事労務・助成金申請の補助システム「労務ロボ」の提供、メタ…
独自の高純度キャップ化技術を用いたmRNA創薬を目指す「Crafton Biotechnology」が1億円調達
2024年1月16日、Crafton Biotechnology株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Crafton Biotechnologyは、独自のキャップ化技術、配列設計…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集