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1日70円の傘シェアリング「アイカサ」の「Nature Innovation Group」が3,000万円調達

2019年6月12日、株式会社Nature Innovation Groupは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、JR東日本スタートアップ、三井住友海上キャピタルです。

JR東日本スタートアップとは資本業務提携契約も締結しています。

この提携により、駅周辺への「アイカサ」設置と、雨の日のプラットフォームを目指したサービス開発を推進します。

Nature Innovation Groupは、傘のシェアリング・サービス「アイカサ」を展開しています。

駅近くの店舗やオフィスビルなどの遊休スペースに傘のシェアリングスポットを配置し、どこでもレンタルでき、好きな場所で返すことができるサービスです。

値段は、都度利用料70円/日で、1カ月のあいだに合計420円に達するとそれ以降は追加料金不要で使い放題となります。

Nature Innovation Group 代表のコメント

今回のニュースにつきまして、株式会社Nature Innovation Group代表の丸川 照司氏よりコメントが届きました!

丸川 照司(まるやま しょうじ)
株式会社Nature Innovation Group代表取締役。24歳。台湾と日本のハーフで4割ほどシンガポールなど東南アジアで育ち中国語と英語を話せる。小学校1年生からシンガポールで5年間過ごす。帰国後に18歳の時にソーシャルビジネスに興味を持ち、社会の為になるビジネスをしたいと志す。19歳の時に子ども目線の反抗期カウンセラー、20歳に株式会社ノジマでセールストップ10、その後マレーシアの大学へ留学や輸入販売を行った。在学中に中国のシェア経済に魅了され、最も欲していた傘のシェアリングサービスを、大学を中退して始める。現アイカサ代表、夢は財団を作ること。
ーこの事業を始めた経緯について教えてください

丸山:出先で雨に見舞われ、あわててビニール傘を購入。気付けば自宅に何本も同じような傘が。不燃ゴミの日はいつだっけ……。年に数千万本ものビニール傘が、こんな末路をたどると言われています。いつでもどこでも「シェア傘」を利用できる世の中を実現し、壮大なムダをなくしたい。そんな思いからこの事業を立ち上げました。

ー今回の資金調達について、反響はありましたか?

丸山:はい。テレビや各企業様から多数取材のお問い合わせや、アイカサを設置したい、との協業についてのお問い合わせも多数いただいております。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えていますか

丸山:今のスピード感はとても理想的なので、この勢いで2020年には東京オリンピックで3万本、その後各種鉄道会社やデベロッパー等と組み日本全国に展開し、誰もが傘をシェアし、雨に濡れない体験と廃棄傘のない社会を目指していきます。

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