注目のスタートアップ

eスポーツ・プレイヤー向けWebサービス開発の「Crosshare」が資金調達

2019年3月19日、Crosshare株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

eスポーツ・プレイヤーが、より円滑に仲間を探すことができるWebサービスでWebサービス「e-mode」を開発しています。
正式リリースは2019年4月頃を予定しています。

Crosshare株式会社 代表取締役 荒木 稜介氏のコメント

今回のニュースについて、Crosshare株式会社 代表取締役の荒木 稜介氏からコメントが届きました!

荒木 稜介(あらき りょうすけ)
1999年生まれ。Crosshare株式会社代表取締役、現在慶應義塾大学SFC在学中。6年間米国シアトルに滞在後、東京の高校に編入。高校3年時、eスポーツ事業の立ち上げにインターンとして株式会社DeNAに参画。約半年後に退職後、大学の同級生とCrosshare株式会社を共同創業、代表就任。複数回のピボットの末、現在はe-modeというeスポーツプレイヤーのための対戦プラットフォームサービスを運営。
ー起業の経緯について教えてください。

荒木:私は、小学4年生から6年間アメリカで過ごしました。その際に、友達の家に集まってプロゲーマーの世界大会を観戦したり、興味本位でスマホアプリを作ったりしていた経験が、帰国後、「スタートアップとして日本のeスポーツ産業を活性化させたい」という思いに発展しました。

ー今回の資金調達の目的はなんでしょうか?

荒木:主に開発・運営体制を強化し、2019年4月中旬に正式リリースを予定しているWebサービス「e-mode」の開発を進めるほか、後続サービスの設計開発を行う予定です。
「e-mode」は、ゲームプレイヤーがより円滑に仲間探しを行えるようになるWebサービスです。プロ選手/上位ランカーや有名ストリーマーだけでなく、人口の多くを占めるライトゲーマーが気軽に使えるサービスを目指しています。

ー今回の資金調達について、反響はありましたか?

荒木:スタートアップの業界では特別強い反響があったとは感じておりません。その代わり、今eスポーツに注目している多種多様な社会人の方からご連絡を頂くようになりました。
スタートアップによる資金調達という大枠の中では目新しさがないものの、eスポーツという注目産業に参入している数少ないスタートアップ企業としては注目いただいているという印象です。

ー今後の展開について、教えてください。

荒木:そもそも私たちCrosshareは、ゲームの与えるうる社会的インパクトそのものに注目しています。その意味で、私たちはeスポーツはゲームのエンタテイメントとして表現の幅を広げてくれるものであると考えています。
e-modeを通じて見知らぬ誰かとゲーム対戦/協力をする文化を醸成し、その環境から優れた選手が出てきたときにその人がしっかりと生活していけるような社会的地盤を整えることを目指しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ゲーム
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

プロeスポーツチームを運営する「BLUE BEES」が資金調達
2023年1月23日、BLUE BEES株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 BLUE BEESは、愛知県名古屋市を本拠地とするプロeスポーツチーム「BLUE BEES(ブルービーズ)」…
コンピューターゲーム向けサイバーセキュリティ事業を展開する「Sentry」が4,000万円調達
2022年5月11日、株式会社Sentryは、総額約4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sentryは、コンピューターゲーム向けチート対策プロダクト「Sentry Anti-Che…
ブロックチェーン・エンターテインメント・プラットフォーム開発・運営の「Digital Entertainment Asset」が「フーバーブレイン」と資本業務提携
2021年3月15日、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.は、株式会社フーバーブレインと資本業務提携することに合意したことを発表しました。 Digital Ent…
オリジナルIPのVRゲーム開発の「MyDearest」が9億円調達
2021年6月30日、MyDearest株式会社は、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オリジナルIPのVRゲームを中心に開発するエンターテインメントスタートアップです。 代表作は『東…
ARエンターテインメント・コンテンツ開発の「ENDROLL」が資金調達
2019年7月17日、株式会社ENDROLLは、資金調達を実施したことを発表しました。 AR(拡張現実)技術を用いたエンターテイメント・コンテンツを企画・開発しています。 AR×リアル謎解きゲーム『渋…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
Coral Capitalが虎ノ門ヒルズで「Startup Aquarium 2024」を開催。VCが大規模キャリアイベント
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
(2024/3/2)
優勝はブラジルから参加のBVC中山充さん!2/26 起業家プレゼン&交流大会「ライトニングトーク東京」
2024年2月26日、創業手帳主催のショートプレゼン大会「ライトニングトーク東京」を開催いたしました。 このイベントは、オンリーワンのサービスやストーリーを…
(2024/2/26)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】