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「オリックス」が足場・仮設機材レンタル大手の「杉孝グループホールディングス」に出資

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2020年12月14日、オリックス株式会社は、株式会社杉孝グループホールディングスの発行済み株式の過半数を取得することで合意したことを発表しました。

杉孝GHDは、足場機材を取り扱う株式会社杉孝を中核会社とする持ち株会社です。

足場・仮設機材のレンタル事業を中心に、足場設計の図面制作や工事現場における安全指導コンサルティングなど建設業界向けサービスを展開しています。

また、足場図面のデジタル化や、VR技術を活用したバーチャル点検など、先進的な取組みも実施しています。

建築業界はほかの産業よりも高齢化が進んでおり、就業者の30%以上が55歳以上となっています。専門性が高いことや、労働条件の悪さ、給与水準の低さなどにより、若年層が定着しなかったことが要因とされています。

そのためICTの活用による生産性の向上が急務となっています。また年齢層が高いため、デジタル・スキルの低い人でも使いこなせるわかりやすいサービスが求められています。

人手不足は建築業界だけでなく多くの産業においても深刻となっています。そのため定型作業はICTツールにまかせ、業務効率を改善するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期のツールの導入について詳しく解説しています。

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