これさえあれば1人でも失敗しない!起業前に準備すべき必要なもの【厳選7つ】
起業後、絶対に必要になるものをまとめました!個人事業主も見てね!!
「起業するには、まず何から始めたらいいんだろう?」…そんな情報収集の最中でしょうか?
すると、やらなければならないことがたくさんみつかり、驚いているかもしれません。
会社を設立するには、書類や準備するものがたくさんあって、登記まで時間がかかります。
起業も結婚も、”タイミング”と”勢い”が大事。
手続きに時間がかかるうちに、「起業しよう!」という勢いを失ってはもったいないですよね。
一番理想的なのは、準備中からアクセルをかけ続け、設立と同時にフルスロットルに入れることです。
そのためには、起業前から、起業直後を見越して準備すること。
そうすれば、順調に滑り出すことができ、次々と素晴らしい商談が舞い込んでくることでしょう!
そこで、創業後にまず必要になる「7つ」と、具体的にどのように準備するかをご紹介します。
創業後、一番初めにやることとは?
ズバリ、PR活動です。
会社を経営していく上で最も重要なお金。
まずは、会社を、サービスを、知ってもらわなければ、誰も買ってくれません。
PR活動の中で必要になるのが、制作物です。
全て自分で作成することも可能ですが、プロに頼んだ方が良いこともたくさんあります。
というのも、経営者がどのように時間を使うかは、会社の行く末を左右します。
どこまで自身で行い、どこから人に頼むのか。
やるべきことは次から次へと増えるので、その中できちんと優先順位をつけることが肝心です。
賢く外部のリソースを活用し、多くの人にサービスを知り、利用してもらいましょう!!
1.ロゴ
まず、会社のロゴを作りましょう。
「思い通りのロゴができるとテンションが上り、やる気が出る!」のはもちろんですが、色や形があったほうが、言葉より人の記憶に残りやすいと言われています。
下記で紹介する、様々な制作物に掲載して、まずは社名を覚えてもらいましょう。
2.名刺
ビジネスシーンで必ず行われる名刺交換。
「今、作成中でして…」では、もったいないです!
昔交換した名刺からお仕事につながる可能性も多々あるので、必ず相手に渡しましょう。
デザイン・印刷ともに自分で行うこともできますが、仕上がりの印象は信頼度に関わります。
せめても印刷はプロに頼みましょう。
3.ホームページ
「ググる」という言葉が国語辞典に掲載されたように、知りたいことをインターネットで検索するのが当たり前の世の中になりました。
「どんな会社だろう?」とググってホームページがみつからないと、それだけで信用されません。また、見込み客を失っていることにもなります。
ですが、制作会社に依頼すると、値段がピンきりで、安い!と思っても、月々のランニングコストがかかったり、簡単な文章の変更が別料金だったり…
ずっと無料で、かつ、自分で自由に編集できる、おしゃれなサイトが作れたらいいですよね?
-> 1~3のまとめ
ロゴ、名刺、ホームページと、デザインが関わる制作物が必要になります。
良いデザインは、印象が良いだけでなく、見易く、相手にきちんと情報を届けることができます。
デザインは、重要であるがゆえに、費用も高額です。
ですが、最近はクラウドソーシングで、安価にプロに依頼することもできるので、まずは活用してみることをお勧めします。
また、デザインに自信のある人は、自分で作っても良いかもしれません。
その場合は、ひとりよがりの見難いデザインにならないよう、一度、デザインの基礎を確認しておきましょう。
なお、フォントも重要になります。創業手帳が使用している、「新ゴ」「C4」などはビジネス向きのフォントで、無料で利用できるので、ダウンロードしておいて損はないのではないでしょうか。
4.挨拶状
PR活動では、一人でも多くの人に知ってもらうことにとらわれがちですが、むしろ力を入れたいのは、知るべき人に知ってもらうことです。
同じ商品を買うなら、どこの誰か知らない人がやっている会社より、友達の会社から買いたいと思いますよね。
まずは、自身のことを知っている、今までお世話になった方や、お客様になってくれそうな方に、挨拶状・お礼状を送りましょう。
自身の人脈によりますが、未来のお客様を紹介してもらえたり、もしかしたら将来のビジネスパートナーが見つかったりするかもしれません。
5.会社概要チラシ
人は忘れる生き物です。
口頭で会社の説明をされても、その後ずっと覚えているのは困難です。
そんなときに、簡単にまとめた資料であるチラシがあると便利です。
ビジュアルでイメージを伝えられる上に、手元に残るため、後でふと連絡がくる可能性もあります。
会社に一番詳しい人、つまり自身で書くのが最善でしょう。
また、簡潔にまとめて書くことで、自身の会社の強みやチャンスを再発見できるかもしれません。
なお、印刷をプロに頼むだけで、見栄えが格段に良くなります。
6.営業資料
実際に購入を検討したくても、料金やサービスの詳細がわからなければ、そこで諦めてしまうでしょう。
買いたい!と思った人を逃さないためにも、必ずいつでも売れる状態に、準備はしておきましょう。
後で見直すことができたり、他社サービスと比較する際の資料が手元に合ったほうが、購入率は格段に上がります。
また、資料を作成することで、ビジネスの課題が発見できることもあります。
-> 4~6のまとめ
挨拶状・会社概要チラシ・営業資料は、会社のサービスに関わるとても重要な書類です。
自身のサービスを客観的に再認知するためにも、外部のリソースに頼らず、自身で作成するのが良いでしょう。
なお、具体的に何を書くべきかわからない、どう表現するのが良いか見本がほしい場合は、無料でダウンロードできる雛形があるので、活用してみてはいかがでしょうか。
7.経理管理
最後に、忘れてはいけないのが、帳簿付けです。
会社の資金を回していかなきゃと思うと、売上ばかりに目が行きがちですが、経営で最も注目すべきは利益です。
つまり、どれほど費用がかかったか、これを管理できなければ、一人前の経営者にはなれません。
起業前にかかった費用を経費として計上できる制度もあるので、きちんと記録として残しておきましょう。
また、起業後すぐに取引が発生した時に、明朗な対応ができないと、信用を失ってしまいます。
あらかじめ準備しておくことで、お金のトラブルという最大のリスクを減らしましょう。
ただ、ノートやエクセルで帳簿付けを自身で行うのは、なかなか困難です。
ミスが許されない細かい事務作業が多く、単純なデータ入力をしなければなりません。
個人差もありますが、手間や時間を考えたら、外部のリソースを活用するほうが良い場合もあるでしょう。
そんなときは、面倒な記帳作業を代行してくれるサービスもあります。
なお、経営状況をリアルタイムで把握するために、会計ソフトを導入するのもよいでしょう。その場合は、操作方法が簡単でわかりやすいものを選び、時間を節約しましょう。
人によって使いやすいソフトは違います。無料のお試し期間や相談窓口を活用して、自身に一番合う会計ソフトと出会いましょう。
(編集:創業手帳編集部)