起業後に絶対必要なもの7選! 起業前から準備したら失敗なし!

【保存版】株式会社設立の「全手順」と流れをどこよりも詳しく解説!
起業後に絶対必要なもの7選! 起業前から準備したら失敗なし!

「起業するには、まず何から始めたらいいんだろう?」…そんな情報収集の最中でしょうか?

すると、登記に必要な書類の種類など、起業準備にはやらなければならないことがたくさんみつかり、驚いているかもしれません。

会社を設立するには、書類や準備するものがたくさんあって、登記まで時間がかかります。

起業も結婚も、”タイミング”と”勢い”が大事。

手続きに時間がかかるうちに、「起業しよう!」という勢いを失ってはもったいないですよね。

起業するには、書類をそろえるだけでは不十分なのは明らか。起業前から、PR活動をしたり、起業直後には営業活動をしっかりやることが重要です。そうすることで、起業後の経営がうまく回っていく可能性が高く、成功する基盤作りになるでしょう。

一番理想的なのは、準備中からアクセルをかけ続け、設立と同時にフルスロットルに入れることです。

そのためには、書類手続きのような事務的なことに目を向けていてはいけんません。起業後の経営をうまく回すていくことを考えて準備しましょう。

起業前から、起業直後を見越して準備する。

そうすれば、順調に滑り出すことができ、次々と素晴らしい商談が舞い込んでくることでしょう!

そこで、起業後~直後に必要になるPR活動と営業活動と、具体的な7つの制作物をご紹介します。なお、ここでは、あらゆる業種において起業する場合において共通することに的を絞っています。業種においては、起業前から設備投資や不動産取得など関連する準備が必要になります。

「創業カレンダー(無料)」では、起業前後のスケジュールが時系列とカテゴリ別で確認できます。ぜひ起業を検討している方はご覧ください。


創業カレンダー

また、シリーズ発行累計200万部を突破した「冊子版創業手帳(無料)」では、多くの起業家の声を集め、起業の際に必要となる手続きのノウハウについて詳しく解説しています。業種ごとの起業準備については冊子をご覧ください。

※この記事を書いている「創業手帳」ではさらに充実した情報を分厚い「創業手帳・印刷版」でも解説しています。無料でもらえるので取り寄せしてみてください

起業スケジュールが決まったらやることとはPR活動

書類手続きが完了したからと言ってすぐに順風満帆にうまく経営がまわることはあまり見かけません。重要なのは、起業(会社設立)までに、自分の商品やサービスを認知してもらうなど、起業後の経営をうまくまわすために準備することです。ズバリ、PR活動を続けることが起業前には欠かせないのです。

まずは、会社を、サービスを、知ってもらわなければ、誰も買ってくれません。

PR活動といっても、広報、広告掲載、コンテンツ配信などたくさんの方法があります。いわゆる商品サービスなどのプロダクトについては、代理店を通じて広告します。一方、会社の広報につていは、ホームページを利用すれば、自力で行うことができ、低コストで広報活動ができます。ホームページなどの広報制作物は、会社の「顔」ともいえるものです。

全て自分で作成することも可能ですが、ホームページなどの広報プロダクトは、プロに頼んだ方が良いこともたくさんあります。

というのも、経営者がどのように時間を使うかは、会社の行く末を左右します。

どこまで自身で行い、どこから人に頼むのか。
起業して事業を進めていくうちに、やるべきことは次から次へと増えるので、その中できちんと優先順位をつけることが肝心です。

賢く外部のリソースを活用し、多くの人にサービスを知り、利用してもらいましょう!!

次からは、起業前のPR活動に必要なもの(広報制作物)の一部をご紹介します。

起業前に必要なもの:会社の顔を覚えてもらおう

起業前に必要なもの:会社の顔を覚えてもらおう

1.ロゴ

まず、会社のロゴを作りましょう。一目であの会社だと知ってもらうためにもあるとよいでしょう。

「思い通りのロゴができるとテンションが上り、やる気が出る!」のはもちろんですが、色や形があったほうが、言葉より人の記憶に残りやすいと言われています。

下記で紹介する、様々な制作物に掲載して、まずは社名を覚えてもらいましょう。

起業する前でまだ個人事業のうちでも、ロゴはあってもいいのでしょうか。ロゴは、起業後にリニューアルもできます。今は、クラウドソーシングを活用することもできます。コストパフォーマンスよくロゴが制作できます。

2.名刺

ビジネスシーンで必ず行われる名刺交換。

起業した後、交流会や商談会で「今、作成中でして…」では、もったいないです!

昔交換した名刺からお仕事につながる可能性も多々あるので、必ず相手に渡しましょう。

デザイン・印刷ともに自分で行うこともできますが、仕上がりの印象信頼度に関わります。
印刷はプロに頼みましょう。

起業家のためのオンライン印刷通販の活用法はこちら>>

1枚の名刺でビジネスを語る スモールビジネスオーナーの成長を後押しするブランディング術

印刷会社を選ぶポイントはこちら>>
「印刷通販が激安である2つの理由と、知っておきたい印刷通販選び3つのポイント」

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名刺・挨拶状・会社概要チラシ・営業資料は、創業後に必要な4つの印刷物

なお、ビジネスのオンライン化が進む中、名刺交換もオンラインでという取引先が増えつつあります。起業後に大手企業と取引する場合、オンライン名刺交換ができないのでは機会損失になりかねません。起業前から、導入しておいて、ハードでもソフトでも、どちらでも名刺交換ができるようにしておきましょう。

3.ホームページ

法人用のホームページを閲覧するのは、取引先や得意先です。起業して、会社のことをより知ってもらうためには欠かせないものです。起業する前から、小さくでも事業をしている場合でも、簡単なホームページでサービス内容や価格などを紹介しておくとよいでしょう。起業直前や直後に、この簡単なホームページから発展させて、より見やすく顧客のニーズに訴求したものに改定することができます。

「ググる」という言葉が国語辞典に掲載されたように、知りたいことをインターネットで検索するのが当たり前の世の中になりました。

「どんな会社だろう?」とググってホームページがみつからないと、それだけで信用されません。また、見込み客を失っていることにもなります。

制作会社に依頼すると、値段がピンきりで、安い!と思っても、月々のランニングコストがかかったり、簡単な文章の変更が別料金だったり…

無料で、かつ、自分で自由に編集できる、おしゃれなサイトが作れたらいいですよね?自分で自由に編集できるサイトであれば、個人事業の間に制作ができ、起業後にスケールアップすることができます。

パワーポイントのような簡単な操作で、おしゃれなホームページが作れるサービスはこちら>>

無料でプロ並みのホームページが作れる!Wix

-> 起業前に必要なもの:1~3のまとめ

起業前からでも、ロゴ、名刺、ホームページは重要なことが分かりました。これらのを制作するにはデザインが必要になります。
良いデザインは、印象が良いだけでなく、見易く、相手にきちんと情報を届けることができます。また、しっかりと顧客のニーズに応えるものでなければなりません。

デザインは、重要であるがゆえに、費用も高額です。

ですが、最近はクラウドソーシングで、コストパフォーマンスよくにプロに依頼することもできるので、まずは活用してみることをお勧めします。

クラウドソーシングのサービス詳細や活用の仕方はこちら>>

経営者必見!クラウドソーシングを活用してネットで賢く外注しよう

また、デザインに自信のある人は、自分で作っても良いかもしれません。
その場合は、ひとりよがりの見難いデザインにならないよう、一度、デザインの基礎を確認しておきましょう。

なお、フォントも重要になります。創業手帳が使用している、「新ゴ」「C4」などはビジネス向きのフォントで、無料で利用できるので、ダウンロードしておいて損はないのではないでしょうか。

デザインの基礎を見直したい方はこちら>>

デザイナーでない人も知っておくと便利なデザインの4原則~明日からPowerPointの資料作成にも使えます~

起業したら必要な営業活動

顧客には大きく分けて、個人事業からの既知の関係と自社の商品サービスに関心を持った新規の関係の2つがあります。起業の直後には、この両方の顧客(もしくは見込み客)に対して営業活動をおこなう必要があります。

既存の顧客には、まず起業にいたるまで応援してくれている存在であるので、大切に取り扱うことが重要でしょう。きちんと、礼儀を果たすことも大事ですが、起業後は、今まで以上に優れた商品サービスを提供すべく、既存の顧客のニーズをとらえることが大事です。起業後も、日常的なコミュニケーションをはかるようにしましょう。

また、新規の顧客に商品サービスに興味をもってもらうためには、相手の要望に応えるための提案ができるよう準備しておきましょう。起業直後に、一方的に商品サービスを押し付けるのではなく、相手の課題にどうしたら対応できるか、という視点を持つために、顧客の話をよく聞きましょう。話を聞くうちに、自社の商品サービスを通じて、どのように解決できるかよいかアイディアが出てくる可能性があります。

次に、起業直後の営業活動でどのような資料が必要か紹介します。

起業直後に必要なもの:サービスを広めよう

起業直後に必要なもの:サービスを広めよう

4.挨拶状

起業直後に取り掛かりたいのは、既存の顧客への挨拶です。自身のことを知っている、今までお世話になった方や、お客様になってくれそうな方に、挨拶状・お礼状を送りましょう。少し古めかしい感じもしますが、手書きで温かみのあるものがよいでしょう。

同じ商品を買うなら、どこの誰か知らない人がやっている会社より、友達の会社から買いたいと思いますよね。

自身の人脈によりますが、未来のお客様を紹介してもらえたり、もしかしたら将来のビジネスパートナーが見つかったりするかもしれません。

5.会社概要チラシ

起業直後に新規のお客様に対して必要となるのが、会社概要(チラシ)です。特に大手の取引先は、コンペなどで会社概要を要求する場合もあります。公募案件など助成金の申請にも必要な場合もあります。

また、商談会などで口頭で会社の説明をされても、新規の顧客がその後ずっと覚えているのは困難です。
そんなときに、簡単にまとめた資料であるチラシが手元にあると便利です。

ビジュアルでイメージを伝えられる上に、手元に残るため、後でふと連絡がくる可能性もあります。

会社に一番詳しい人、つまり自身で書くのが最善でしょう。
また、簡潔にまとめて書くことで、自身の会社の強みやチャンスを再発見できるかもしれません。

なお、印刷をプロに頼むだけで、見栄えが格段に良くなります。

印刷をプロに頼む際の注意点はこちら>>
印刷通販を選ぶときにチェックすべき4つのポイント

6.営業資料

新規の顧客に対しては、引き合いがあった時、即時対応できるように営業資料を用意しておくとよいでしょう。営業資料とは、商品さやサービスの細かい説明(メリットや効果)に加えて価格やその他カスタマイズに関する情報を掲載したものです。

買いたい!と思った人を逃さないためにも、必ずいつでも売れる状態に、準備はしておきましょう。

後で見直すことができたり、他社サービスと比較する際の資料が手元に合ったほうが、購入率は格段に上がります

また、資料を作成することで、ビジネスの課題が発見できることもあります。

-> 起業直後に必要なもの:4~6のまとめ

起業直後、挨拶状・会社概要チラシ・営業資料は、会社のサービスに関わるとても重要な書類です。
自身のサービスを客観的に再認知するためにも、外部のリソースに頼らず、自身で作成するのが良いでしょう。

なお、具体的に何を書くべきかわからない、どう表現するのが良いか見本がほしい場合は、無料でダウンロードできる雛形があるので、活用してみてはいかがでしょうか。

それぞれに記載すべき項目や、作成のポイント、例などの詳細はこちら>>

名刺・挨拶状・会社概要チラシ・営業資料は、創業後に必要な4つの印刷物

起業したら忘れてはならいなもの:経理

起業したら忘れてはならいなもの:経理
ここまで、起業後数年の経営でつまづかないようにするために必要なPR活動と営業活動をご紹介しました。起業前の個人事業主の時は、何となくメールやチャットでやりとりしていた商品やサービスの内容ですが、起業した後にはそのままではビジネスの広がりが期待できません。

一方、PR活動や営業活動に気を取られて、会計回りがすっぽり抜けてしまうのは危険です。起業後は、法人として申告の責任が高くなります。また、これまでのようなざる勘定ではなく、利益管理を行うことも事業拡大を意識するなら大切でしょう。

次に、経営に重要な会計管理の方法について説明します。

7.会計管理

起業後でも、忘れてはいけないのが、帳簿付けです。

会社の資金を回していかなきゃと思うと、売上ばかりに目が行きがちですが、経営で最も注目すべきは利益です。
つまり、どれほど費用がかかったか、これを管理できなければ、一人前の経営者にはなれません。

起業前にかかった費用を経費として計上できる制度もあるので、きちんと記録として残しておきましょう。

また、起業後すぐに取引が発生した時に、財務の根拠資料を提示するなど明朗な対応ができないと、信用を失ってしまいます。

ただ、ノートやエクセルで帳簿付けを自身で行うのは、なかなか困難です。
ミスが許されない細かい事務作業が多く、単純なデータ入力をしなければなりません。

起業後は時間もあまりないので、個人差もありますが、手間や時間を考えたら、外部のリソースを活用するほうが良い場合もあるでしょう。
そんなときは、面倒な記帳作業を代行してくれるサービスもあります。

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なお、経営状況をリアルタイムで把握するために、会計ソフトを導入するのもよいでしょう。その場合は、操作方法が簡単でわかりやすいものを選び、時間を節約しましょう。

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「創業カレンダー(無料)」では、創業前後の流れがイメージできるように、いつなにをすべきなのか分かるようになっています。日付を書き込めるますので、ぜひ自分だけのオリジナル創業カレンダーをご利用ください。


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(編集:創業手帳編集部)

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