ビズアップ 津久井将信|受注数日本No.1のロゴ専門デザイン会社!デザイン業界の革命家が伝えたい、企業の存在価値を高めるロゴマークの重要性

創業手帳

ロゴマーク制作に特化した専門家集団!業界に革命を起こした先駆者の理念に迫る


WEBサイトやSNSアイコンをはじめ、看板、商品パッケージ、ショップカードなど、日常的に目にする機会が多いロゴマークは「企業やブランドの顔」に位置づけられています。

そのロゴマークの制作を専門的に行っているのがビズアップです。受注数日本No.1のロゴ専門デザイン会社として、優れたデザイン性はもちろんのこと、ロゴ3案無料提案や独自のディレクター制度など、専門家集団ならではのきめ細やかなサービスで高い顧客満足度を獲得しています。

今回は代表取締役を務める津久井さんの起業までの経緯や、企業の存在価値を高めるロゴマークの重要性について、創業手帳代表の大久保がインタビューしました。

津久井 将信(つくい まさのぶ)
株式会社ビズアップ 代表取締役
横浜国立大学経営学部卒。新卒でデザイン・印刷を請け負う企業に入社し3ヶ月で営業成績TOPなどの実績を達成。転職しスタートアップを2社経験後、2006年9月ビズアップ創業、2007年9月会社設立。企業や店舗などの存在感を高めるロゴマークデザインの専門会社として、15年間で業界平均10倍以上の20,000以上のクライアントからロゴ作成を受注。企画・構成兼ラジオパーソナリティとしてメディアで活躍。同時にデザイナーのエージェントとして、各媒体で活動するデザイナーを多数輩出。

インタビュアー 大久保幸世
創業手帳 株式会社 代表取締役
大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計200万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。 創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

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起業を意識して幅広い業務を経験。ライフステージの変化を機に独立を決意

大久保:まずは起業を決めたきっかけについてお聞かせ願えますか。

津久井:横浜国立大学経営学部を卒業後、新卒でデザインや印刷を請け負う企業に入社しました。と同時に、並行してバンド活動をしていて「ミュージシャンになりたい」という希望を持っていたんです。

結果的にその夢は断念したものの、音楽での成功と同じくらいのパワーで人生に爪痕を残したいなと。あれこれ思案していったところ、父が家庭配置薬業を営んでいた影響で幼少期から漠然と抱いていた「経営者になりたい」との想いにたどり着いたんです。

ちょうど新卒入社から3年目だったのですが、それから先々の起業を意識してスキルアップに励むようになりました。

大久保:お父様が経営者だったので、起業家の素地があったわけですね。起業までの経緯について詳しくお教えください。

津久井:新卒入社した1社目に6年間勤務し、さらに起業に必要なスキルを身につけたかったので転職してスタートアップを2社経験しました。3社目の飲食店コンサルティング会社で幅広い業務に携われたことが私自身の強みとなっています。

独立したときに役立つと考えて、フランチャイズの営業をはじめ、新店舗オープンの準備作業や、社内デザイン制作物のデザインから撮影まで。とにかくありとあらゆる業務を自分から積極的に担当して、ひたすら仕事に没頭しました。

転機となったのは飲食店コンサルティング会社への転職から10ヶ月目に結婚し、早い段階で妻が妊娠したことです。この結婚と子どもを授かったおかげで、独立へと舵を切ることになりました。

大久保:ライフステージの変化は大きなチャンスでもありますよね。お子さんの誕生を控えた時期の起業に不安はなかったのでしょうか?

津久井:ものすごく不安でしたね。ただ、子どもが生まれたら性格的に守りに入ってしまって独立できないなと。最終的に「生まれてくる子が『(出産までという期限付きで)チャレンジしよう』と応援してくれているんじゃないか?」と解釈して決意することができました。

それから本格的に起業の準備を進めて、2006年9月にビズアップを創業。1年後の2007年9月に会社設立しました。

ロゴ専門デザイン会社として、ロゴ制作に関するトータルサービスを提供

大久保:御社のサービス内容についてお教えください。

津久井:弊社はロゴ専門デザイン会社として、ロゴ制作に関するトータルサービスを提供しています。

顧客は大手企業・官公庁から中堅・中小企業まで幅広く、2022年11月現在の受注数は22,842社。日本No.1の受注数を誇り、高い顧客満足度を獲得しています。

依頼前のご相談やお見積対応はもちろん、ロゴ3案無料提案を行っていることや、年間1,000社以上のロゴを作成する独自のディレクター制度を用意していることが大きな特徴です。

ロゴのイメージのあるなしに関わらずクライアントの要望を引き出し、決定までのプロセスやそこで起こる課題・問題を熟知し解決しながら、デザイナーの能力を最大限に引き出すディレクター陣がクライアントをサポートしています。

大久保:ロゴに特化して強みを発揮されているのが素晴らしいですね。フリーランスのデザイナーと業務提携されているそうですが、起業後の人材確保はスムーズにいったのでしょうか?

津久井:起業当初はデザイナー集めに苦労しました。

私はもともとディレクターでしたので、自分でデザインはしないと決めてビジネスモデルを構築したんですね。そのため、最初からアウトソーシングの仕組みを考えていたのですが、案件を獲得するよりデザイナーを集めるほうが大変だったほどです。

結果的に、起業してから1ヶ月半ほど自らデザイン制作まで行っていました。夜中まで作業に追われることがざらで、一番苦労した時期ですね。

大久保:優秀な人材の確保はどこの企業も難儀されてらっしゃいますよね。その後デザイナー集めに成功されたそうですが、どんな手法を使ったのかお聞かせください。

津久井:当時流行していたSNSのミクシィを活用しました。

ミクシィは職種やエリアなどでセグメントされているため、実は募集媒体としても優秀なんですね。そこでこの特性を利用して、デザイナーのコミュニティで声をかけました。

弊社は当初からロゴ無料提案サービスを提供していましたので、デザイン業界の流儀からすると反発を食らうかな?と心配したのですが、おかげさまで腕の立つデザイナーがたくさん集まってくれたんです。

ミクシィがなかったら、事業を軌道に乗せるのは難しかったかもしれません。なにしろ起業後3年間ほどは、デザイナーだけでなく従業員の募集にもミクシィをフル活用していましたからね(笑)。

企業にとってロゴとは「信念の象徴」であり「ビジュアルコンパス」

大久保:ロゴの専門家が定義する「ロゴとはなにか?」についてお教えください。

津久井「信念の象徴」であり、「ビジュアルコンパス」であると捉えています。

まず「信念の象徴」ですが、このキーワードは大人気の海賊漫画「ONE PIECE」に登場する「海賊旗は信念の象徴」という言葉にインスピレーションを得ました。

まさにロゴもそうだなと。ロゴは企業の「信念の象徴」であり、そこにはさまざまな想いが込められているからです。

大久保:確かに会社が大変なときにコーポレートロゴと向き合い、制作した当時の気持ちを再確認しながらモチベーションを高めて乗り切ったという方も多いですよね。続いて、「ビジュアルコンパス」についてもお聞かせください。

津久井:「ビジュアルコンパス」は弊社が商標登録しているキーワードです。

よく「ロゴは企業の顔」と言われていますよね。そこからさらに広げ、自分の顔に合った髪型や服装を選ぶのと同じように、会社もロゴというコンパスを軸にしてオフィスの内装やパンフレットのデザインを決めていくと良いのではないかなと。

これが「ビジュアルコンパス」の概念です。ロゴには羅針盤のような役割があるんですね。

たとえば自分以外のデザイナーが制作したロゴでも、能力が高く、表現力やテイストまでマッチするデザイナーであれば、ロゴを目にしただけで「こういうパンフレットを作っていこう」というある程度の方向性を見定めることができます。

つまりロゴを中心にビジュアルを作り込んでいくと、デザインだけでなく企業理念やビジョンのズレもなくなるんです。

大久保:革新的な概念を生み出しながら運営されていることに驚きました。業界の先駆者の立場ですが、競合対策のコツがあればお教えください。

津久井:基本的なことではありますが、WEBサイトのブラッシュアップは徹底しましたね。競合が登場するたびにキャッチコピーの見直しを行ったり、SEOで上位表示を狙うなど、ひたすら愚直に再構築を繰り返しています。

こうした地道な対策が大きな効果を生み出してくれました。なぜなら、先行者を追従する企業にゼロイチを上回ることはできないからです。パイオニアがそれ以上の力で走り続ける限り、ずっと追いかけるしかありません。

そのためにも、「信頼できるのはどの企業か?」の答えとして選んでもらえる体制づくりが肝となります。WEBサイトのブラッシュアップも重要な要素のひとつです。

たとえば会社のエントランスや社内の様子、社長の顔写真をすべて掲載して安心感を抱いていただき、競合他社とのサービスの違いなども徹底して言語化しています。わかりやすく、明確に提示するのがポイントです。

良いロゴを作るためのコツは「第三者の力を借りる」「デザイナーを見極める」

大久保:ロゴの専門家の視点で見た、良いロゴを作るためのコツがあればお教えください。

津久井「第三者の力を借りる」「求めているデザインが再現可能なデザイナーを見極める」2つです。

1つ目の「第三者の力を借りる」は少々ポジショントークみたいになってしまうのですが、ロゴデザインで失敗するパターンに「クライアントとデザイナーだけでやりとりしている」があるからです。

顧客の多くは、ロゴ制作を依頼する段階では「自社でなにを必要としているのか?」が明確になっていません。漠然とした方向性だけ決めていることもあれば、まったくイメージがないというケースも少なくないんですね。

そこで必要なのがディレクターの存在です。弊社ではクライアントとデザイナーの間に必ずディレクターが入り、顧客の要望を引き出しながら整理整頓し、的確なロゴデザインを制作するためにデザイナーに細かく伝える役割を果たしています。

大久保:確かにクライアントとデザイナーだけでそのやりとりができるか?というと難しいですよね。続いて、「求めているデザインが再現可能なデザイナーを見極める」についてもお教えください。

津久井:デザイナーと一口に言っても十人十色です。そのため、自社の好みや方向性に合ったテイストをデザイン化してくれるデザイナーへ依頼することが重要なんですね。

クライアントには、たとえば「おしゃれなカフェみたいなロゴにしたい」と希望される方もいれば、「ITのようなイメージのロゴを作ってほしい」という方向性の方もいます。

だからこそ、こうした顧客の希望に合わせたデザイナーの選別を慎重に行う必要があるんです。デザイナーによって得意分野が異なりますので、最初に「自社が求めているデザインの実現が可能なデザイナーか?」を見極めることがポイントですね。

ロゴデザインの制作会社であると同時に、デザイナーのエージェントとして支援

大久保:御社はデザイナーのエージェントでもあると伺っています。詳しくお聞かせください。

津久井:弊社ではデザイナーから優れた技術を提供してもらう代わりに、一般的にデザイナーが苦手としている営業活動を代行しています。

デザイン業界では、デザイン制作を積極的に行いたくて独立したデザイナーが、営業しなければならなくて苦戦してしまうケースが非常に多いんです。

こうしたループに陥らないためにも、デザイナーは自ら営業活動をするのではなく、弊社のようなエージェントを活用したほうがメリットが大きいですよ。

大久保:ビズアップは、クライアントだけでなくデザイナーにも必要とされる企業を目指してらっしゃるんですね。

津久井:はい。運命論者というわけではありませんが、個人的に「たとえ苦境に見舞われても、社会に必要とされる仕事をやっていればきちんと生き残る」と信じています。

そう考えたとき、顧客や従業員に必要とされる取り組みはどこの企業でも実践されていますが、さらに弊社では「それ以外の方々にも必要としてもらうためには、どうしたらいいか?」という点を重視しているんです。

そして弊社にとってそれは、技術を提供してくれるデザイナーなんですね。だからこそ、彼らが必要としてくれている限りは不況に直面しても生き残れて、社会貢献を続けていけるのではないかなと考えています。

起業家が会社経営を続けていくうえで重要なのは「サバイバル能力」

大久保:最後に、起業家に向けてのメッセージをいただけますか。

津久井:会社経営を続けていくうえで重要なのは「サバイバル能力」だと考えています。

企業規模の拡大といった大きな成功も素晴らしいですが、それよりも生き残ることがなにより大事ではないかなと。

自分自身の起業家人生を振り返ってみても、ここまで生き残ってこれたのは「サバイバル能力があったから」の一言に尽きます。

根性論のように聞こえるかもしれませんが、「なにがなんでも生き残ってやる」という精神力の強さは、やはり起業家にとって欠かせません。この強さの有無により成功確率が変わってくると言っても過言ではないほどです。

ぜひ起業の成功の鍵として「サバイバル能力」を磨いていただきたいですね。私自身もこれからさらに研鑽していきたいです。

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(取材協力: 株式会社ビズアップ 代表取締役 津久井将信
(編集: 創業手帳編集部)

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