【2026年1月4日締切】「地域にかがやく　わがまち商店街表彰2026（わがまち表彰2026）」

中小企業庁は「地域にかがやく　わがまち商店街表彰2026（わがまち表彰2026）」の実施について発表しました。

「商店街」という場所を活かし、地域活性化に資する取組を行う者を表彰するとともに、受賞者の取組の成功要因を分析し、他の地域へ広く共有していく等により、全国的な商店街活性化・地域活性化に繋げることを目的としています。

対象者

「商店街」という場所を活かし、地域活性化に資する取組を行う者。

応募期間

2025年10月1日（水）から2026年1月4日（日）

受賞後

視察・意見交換会の開催

受賞者の取組の成功要因等を広く共有すること等を目的に、受賞者の取組に係る商店街や地域において、視察・意見交換会を開催します。
開催時期は、2026年9月以降を予定しています。

事例集作成

受賞者の取組をまとめた事例集を作成します。

ロゴマークの使用

地域にかがやく　わがまち商店街表彰」にて選定されたことを示すロゴマークをホームページ、名刺等で使用することができます。

広報

経済産業省、中小企業庁、独立行政法人中小企業基盤整備機構による広報の広報媒体等で、受賞者について積極的に広報します。

商工中金による優遇利率での貸付

受賞者が中小企業団体中央会の会員（組合組織）である場合は、同会の貸付に関する推薦を受けて、株式会社商工組合中央金庫から優遇された利率で貸付を受けることができます。
（貸付には株式会社商工組合中央金庫の審査があります）

かつて商店街は、大型商業施設の進出によって購買機能が代替され、全国的に衰退の傾向が顕著となりました。しかし近年、画一的な体験を提供する大型施設に対し、商店街は地域固有の文化や歴史、生活に根ざした個性を発揮できる場として再評価が進んでいます。商店街は単なる購買の場にとどまらず、地域コミュニティの拠点として人々の交流や地域資源の活用を促す存在へと位置づけ直されつつあります。

この流れを背景に、地域活性化の取り組みでは商店街を中心に据えた施策が増加し、地域資源を活かした魅力向上が重要なテーマとなっています。たとえば、若手経営者や女性を中心とした新しい商店街活動、地元食材や伝統工芸を活用したイベント、観光資源との連携による来街者増加など、多様な取り組みが各地で展開されています。

こうした動きを後押しするのが、経済産業大臣表彰「地域にかがやくわがまち商店街表彰」です。商店街を活用した地域活性化の優れた事例を顕彰し、その成功要因を分析・共有することで、全国的な商店街活性化へとつなげることを目的としています。審査では、地域資源の活用度、持続可能性、情報発信力、コミュニティ形成への貢献度などが評価基準となっています。また、受賞者の取り組みは事例集や視察会を通じて広く紹介されます。さらに、受賞者は広報支援や金融面での優遇措置を受けられるなど、実効的な支援も用意されています。

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