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抗体薬物複合体(ADC)創薬ベンチャーの「キャストバイオ」が資金調達

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2026年5月18日、株式会社キャストバイオは、資金調達を発表しました。

キャストバイオは、株式会社凜研究所より承継した独自技術を基盤に、2026年3月に設立された抗体薬物複合体(ADC)創薬ベンチャーです。

独自リンカー技術および腫瘍間質標的化技術を強みに、難治がん領域における革新的治療薬の創出を進めています。

今回調達した資金は、以下の取り組みに活用する予定です。

・抗IF-ADCの研究開発体制の構築
・抗IF-ADCの非臨床開発の推進
・知的財産の強化・保全


抗体薬物複合体(ADC)は、がん細胞だけを狙って強力な抗がん剤を届けるよう設計されたバイオ医薬品であり、通常の治療では使用できない高い毒性を持つ薬剤を選択的に届けられる点が大きな特徴です。そのため強力な抗腫瘍効果が期待でき、従来治療が困難だったがんへの適応拡大も進んでいます。

しかし、従来型ADCには課題もあります。がん細胞表面の抗原をターゲットとする仕組みであるため、腫瘍内で抗原発現が不均一であったり、腫瘍間質がバリアとなって抗体が届きにくかったり、標的抗原が低発現のがんでは効果が弱いといった問題が生じます。

キャストバイオは、こうしたADCの構造的課題を根本から解決することを目指しています。腫瘍間質というバリアそのものをターゲットとし、さらにがん細胞の抗原発現に依存しないCAST技術によって、既存ADCでは到達が難しかった腫瘍深部への薬剤送達を実現しようとしています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ キャストバイオ 医薬品
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